分類 | 県指定 |
---|---|
種別 | 書跡 |
所在地 | 名古屋市熱田区 |
所有者等 | 熱田神宮 |
指定(登録)年 | 昭和43年(1968年) |
時代 | 桃山 |
紙本墨書 1巻 縦16.4㎝ 横46.7㎝
本書状は田島家文書中にあり、三位法印常閑が熱田神宮祝師田島仲定より「汀鱠」を贈られたことへの礼状。三位法印常閑は三好吉房のことで、豊臣秀吉の姉の夫で、秀次の実父。天正18年(1590)、秀次の所領のうち、犬山10万石を与えられた後、清洲に移ったといわれる。文禄4年(1595)7月、秀次が高野山で切腹させられた事件に連座し、讃岐に流されており、この書状は7月20日の日付があるが、この間の5年間のものと考えられる。