分類 | 県指定 |
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種別 | 書跡 |
所在地 | 名古屋市熱田区 |
所有者等 | 熱田神宮 |
指定(登録)年 | 昭和46年(1971年) |
時代 | 江戸 |
一、寛永十三年熱田万句 100帖
二、寛永十三年熱田万句追加 11帖
三、寛永十四年熱田万句(甲類) 120帖
四、寛永十四年熱田万句(乙類) 81帖
懐紙 縦35.5㎝ 横25.5㎝
寛永13年(1636)の万句は追加千句を含め原懐紙のまま完全に保存されている。このような例は連歌俳諧を通じて稀有の事といわれ、法楽万句(ほうらくまんく)興行の典型を示すものであろう。
万句は正月から5月にかけて興行されているが、これは寛永14年のも同様である。神宮を中心とした信仰と文芸の融合を象徴するもので、神宮と地域の人々との信仰文化の実態を伺いうる好資料、俳文学史上でも貴重な資料である。