愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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国宝ちょう玉集巻第十二、十四(こくほうちょうぎょくしゅうだいじゅうに、じゅうよん)

分類 国・重要文化財
種別 書跡
所在地 名古屋市中区
所有者等 大須観音宝生院(真福寺文庫)
指定(登録)年 明治38年(1905年)
時代 奈良~平安

縦約28㎝長さ第十二、10m37㎝ 第十四、8m74㎝ 紙数第十二、21枚 第十四、17枚 巻子本
ちょう玉集』は撰者を明らかにしないが、手引となるように主題別に編纂された事典の一種であり、唐代の蒙求の先駆をなすものと思われる。中国においても佚書(いっしょ)となっている。内容は中国六朝時代の種々な話題を集めたものである。第十二には「□□張写天平十九年歳在丁亥秋七月日」、第十四には「□□天平十九年歳在丁亥三月写」の奥書がある。巻第十二の紙背は、平安時代に書写された『不空三蔵和尚表制集』第三であり、第十四の紙背は同集の第二である。

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