新城市における和牛飼育の歴史は古く、約320年前には川手村、長者平村(現、新城市作手地区)で、飼育されていた記録があります。
現在は、県下唯一の和牛子牛取引市場が開設され、和牛繁殖農家も多いことから、県内の和牛繁殖の主要産地となっています。このため、平成元年一月には、牛肉ブランド「鳳来牛」と銘打たれました。
写真1 鳳来牛
鳳来牛は、JA鳳来牛は、市内3戸の農家が豊かな自然環境の中、清らかな水とこだわりの飼料により育んだ上質な肉牛です。ブランド規格は、黒毛和牛で肉質等級が4以上、BMS(脂肪交雑)が5以上で、最終肥育地の飼養期間が18ヶ月齢以上の牛肉です。
鳳来牛は、JA愛知東農協直営の焼肉レストラン「こんたく長篠※」並びにJA直売店でご賞味又はご購入いただけます。「こんたく長篠」では、見事な霜降り肉が低価格で提供されています。奥三河ならではの風土と美しい景観と共に、美味しい鳳来牛をご賞味いただければ幸いです。
※「こんたく」は、ふれあうこと[コンタクト]・案内人[コンダクター]を合わせた造語で、「こんたく長篠」では地域の食農案内者として地域の農畜産物を提供しています。
写真2 焼き肉レストラン「こんたく長篠」
農林水産部農業経営課普及・営農グループ
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