木の山芋

   大府市特産        【平成30年11月21日掲載】

                

生産の歴史

 大府市共和町木の山地区における「木の山芋」の栽培は昭和40年ごろに始まりました。現在は、大府露地野菜協議会木の山生産組合の組合員20名が約5haで生産しています。11月上旬から年明けまでが収穫期で、お歳暮などの贈答用に出荷されます。また、冷蔵貯蔵により年間を通して、直売所、市場、和食店に出荷され、高級和菓子の材料としても使われます。

写真1 木の山芋の栽培風景
写真1 木の山芋の栽培風景

品目の特徴

 木の山芋は、「ヤマノイモ科ヤマノイモ属つくねいも群」の一種です。ごつごつした外観とは対照的に、いもの内部は白くてきめ細かく、粘りが強くアクが少ないことが特徴です。また、消化酵素やタンパク質が豊富です。さらに、木の山地区では、従来からほ場に山砂を入れて土壌の改善を行い、適切なかん水管理により高品質な木の山芋を生産しています。

写真2 木の山芋
写真2 木の山芋

写真3 化粧箱入り
写真3 化粧箱入り

ちょっと一言

 購入後は、封入されているおがくずの水分を保つよう気をつけて冷蔵保存してください。おすすめレシピは、すり下ろして「とろろご飯」、「山かけ」、「磯辺揚げ」などに、また短冊切りで「酢の物」も美味しいですよ!

執筆:知多農林水産事務所 農業改良普及課


  愛知県のトップページへ戻る     ネット農業あいちのトップページへ戻る
   

  農林水産部農業経営課 普及企画グループ
   メール nogyo-keiei@pref.aichi.lg.jp

Copyright © 2018, Aichi Prefecture. All right reserved.