(ナシ)

  豊田市特産                【平成20年7月31日掲載】
                              【平成28年11月22日第1回改訂】

                

産地

 豊田市は、県内有数のナシ生産を誇り、JAあいち豊田梨部会は、部会員55名、栽培面積35.7haの組織です。

写真1 生産、出荷の状況
写真1 生産、出荷の状況
1:ナシ「あきづき」の着果状況(交信撹乱剤を利用し、農薬の使用回数を削減しています)
2:選果場での選果風景(光センサーで大きさ・糖度・熟度などを瞬時に測定し、等階級別に分けていきます)
3:出荷目揃会(品種ごとに開催し、着色や熟度の揃った果実生産に心掛けています)
4:マークの入った出荷箱(部会員全員がエコファーマーの認証を取得し、環境と安全に配慮した栽培に努めています)

特徴

 共選出荷される品種は、「幸水」、「あきづき」を中心に、7月下旬の「愛甘水」から年末の「愛宕」まで8品種です。今後は消費者の嗜好に対応するため、新品種の導入を検討していきます。

写真2 産地での主な取組
写真2 産地での主な取組
1:フェロモントラップ(ナシヒメシンクイの発生数を把握して、適期防除に努めています)
2:共同防除(スピード・スプレイヤーの共同利用により効率的な病害虫防除に努めています)
3:選果場直売所(「とよたの梨」の他、モモやカキの他、スイカなども販売されています)
4:「愛宕」ジャンボ梨コンテスト(果実の重さが3kg以上にもなることもあります)

ちょっと一言

 収穫されたナシは、猿投(さなげ)選果場の光センサーで選別されています。
 また、部会員全員が「エコファーマー」認定を受け、環境と安全に配慮した栽培を行っています。また、海外輸出や地域版GAP「やろまいシート」に取り組んでいます。

写真3 努力を続ける豊田市のナシ農家の皆さん
写真3 努力を続ける豊田市のナシ農家の皆さん達
上:第13回環境保全コンクール表彰式(平成19年度)
  環境に配慮したナシ栽培が認められました
下:現地研究会の講演会の様子(平成20年度)
  海外輸出についての講義に真剣に耳を傾けました

執筆:豊田加茂農林水産事務所 農業改良普及課


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