ヘデラ

 尾張東部地域特産        【平成25年11月20日掲載】

                

産地

 JAあいち尾東が、平成22年度にプチヴェール部会を設立して特産化に取り組んでいます。平成25年度の部会員数は47名で、瀬戸市、尾張旭市や日進市を中心に約12,000株(約1.5ha)栽培されています。
 出荷時期は12月中旬から3月上旬までで、JAあいち尾東のグリーンセンター(8店舗)や瀬戸市にある道の駅「瀬戸しなの」などで販売されています。また、シーズンには日進市や瀬戸市にあるステーキ店で、ステーキの付け合わせやサラダバーの一品として使用されています。

写真1 プチヴェール栽培の様子
写真1 プチヴェール栽培の様子

特徴

 プチヴェールは、フランス語で「小さな緑」という意味を持ち静岡県にある種苗会社が「青汁」で知られるケールと芽キャベツを交配して開発した新しい野菜です。芽キャベツが結球するのに対して、プチヴェールは非結球性で、一つ一つが小さなサラダ菜のような姿をしています。カルシウムやカロテンなどの栄養価が高く、癖がないため、茹でたり、天ぷらにするなど様々な調理方法で楽しめます。

写真2 プチヴェール荷姿
写真2 プチヴェール荷姿

ちょっと一言

 一般的に、収穫後の外葉や茎は使用されませんが、JAあいち尾東では栄養分を豊富に含む外葉や茎も有効利用しようと、粉末に加工して販売しています。
 また、プチヴェールの粉末入りうどんや酢などが開発・製造され、JAあいち尾東のグリーンセンターや瀬戸市にある道の駅「瀬戸しなの」などで通年販売されています。

写真3 プチヴェール入り米粉うどん(左)、プチヴェール入り米酢(右)
写真3 プチヴェール入り米粉うどん(左)、プチヴェール入り米酢(右)

執筆:尾張農林水産事務所 農業改良普及課


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