和物鉢物

   西尾市特産
   【平成22年2月19日掲載】
   【平成31年3月22日改訂】

                

産地の概要と生産の歴史

 和物は、昭和30年頃、西尾市内の生産グループが、盆栽素材として生産されていた松,ケヤキ,カエデなどを畑で盆栽風に仕立て、鉢植えとして商品化したのが始まりです。和物という呼称は、「日本の四季や文化を表現できる鉢植え植物」を総称して、昭和46年に西尾市で名付けられたのが発祥です。現在は、西尾市の30戸の農家が年間120万鉢を生産し、全国でも有数の産地となっています。       

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特徴

 生産されている主な品目は、千両,万両,ピラカンサス,フジ,ケヤキ,モミジなどの花木類、トキ草,サギ草,フウランなどの東洋ラン、山野草、ブルーベリー,ブラックベリー,キンカン,キウイフルーツ,イチジク・ブドウなどの実付き果樹、コニファー類など、約100種類にも及んでいます。    

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ちょっと一言

 和物は、日本の伝統文化である盆栽を誰もが手軽に栽培することができ、「飾る楽しみ」と「育てる楽しみ」をもっています。 四季の彩りを感じることができる和物を手軽に楽しんでいただきたいと思います。    

執筆:西三河農林水産事務所 農業改良普及課


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  農林水産部農業経営課普及企画グループ
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