ニシキギをつくっちゃおう

                                 【平成20年2月19日掲載】

 ニシキギは花木の代表格です。ニシキギの特性や品種、定植や施肥の方法を紹介します。


          写真1 ニシキギ
写真1 ニシキギ

●特性

 紅葉もの以外であれば、暖地から高冷地まで露地栽培が可能です。また、出荷期間が長いので、比較的楽に栽培することができます。 青葉もの、紅葉ものには枝がよく伸び、立性となる高性種が向きます。また、落葉後の枝ものを利用する場合には、小枝が短く横張りのする中性種が向いているので、繁殖用の枝を採るときにはこの点に注意しましょう。

●栽培条件

 冷涼な気候の中山間地では紅葉で出荷可能です。日当たりの良い場所を選びましょう。紅葉もの以外なら暖地でも栽培できます。強風や潮風の当たるような場所は避けます。土壌は、腐植が多くて排水が良く、保水力があることが条件です。

●主な病害虫

○葉を食害するもの
・ミノムシ類(7〜9月)
・毛虫類(4〜5月、10〜11月)
・ハマキムシ類(5〜10月)

○すすを発生させるもの
・アブラムシ、カイガラムシ

第1表 年次別の栽培管理
第1表 年次別の栽培管理

第2表 出荷適期
第2表 出荷適期

第3表 施肥
第3表 施肥


第1図 整枝・せん定の方法
    第1図 整枝・せん定の方法


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  農林水産部農業経営課普及・営農グループ
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