ニシキギは花木の代表格です。ニシキギの特性や品種、定植や施肥の方法を紹介します。
写真1 ニシキギ
紅葉もの以外であれば、暖地から高冷地まで露地栽培が可能です。また、出荷期間が長いので、比較的楽に栽培することができます。 青葉もの、紅葉ものには枝がよく伸び、立性となる高性種が向きます。また、落葉後の枝ものを利用する場合には、小枝が短く横張りのする中性種が向いているので、繁殖用の枝を採るときにはこの点に注意しましょう。
冷涼な気候の中山間地では紅葉で出荷可能です。日当たりの良い場所を選びましょう。紅葉もの以外なら暖地でも栽培できます。強風や潮風の当たるような場所は避けます。土壌は、腐植が多くて排水が良く、保水力があることが条件です。
○葉を食害するもの
・ミノムシ類(7〜9月)
・毛虫類(4〜5月、10〜11月)
・ハマキムシ類(5〜10月)
○すすを発生させるもの
・アブラムシ、カイガラムシ
第1表 年次別の栽培管理
第2表 出荷適期
第3表 施肥
第1図 整枝・せん定の方法
農林水産部農業経営課普及・営農グループ
メール nogyo-keiei@pref.aichi.lg.jp