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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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循環かんがいを利用した水稲病害虫の省力防除技術(第2報)
ウンカ・ヨコバイ類の省力防除

加藤順久・石川由紀子・加藤 保・西本浩之・釋 一郎
摘要:大区画ほ場における循環かんがいにおいて数種類の殺虫剤を施用し、水稲害虫であるウンカ・ヨコバイ類等を省力防除する方法について検討した。水親和性が高く浸透移行性があり、濃度むらによる薬害がなく、低薬量で効果のある殺虫剤について試験した結果、イミダクロプリド水和剤(アドマイヤーフロアブル)を給水槽から施用して循環させると、24時間後には田面水に均一に拡散し、ヒメトビウンカに対しては施用後40日ごろまで、ツマグロヨコバイに対しては施用後50日以上防除効果が認められた。
 本施用法は、労働負荷の軽減、作業時間の大幅な短縮が可能で、大区画水田での乾田直播栽培に適した省力防除法である。          

キーワード:水稲、循環かんがい、イミダクロプリド、フロアブル、ヒメトビウンカ、ツマグロヨコバイ、省力防除
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