平成30年度「子供の性被害防止シンポジウムあいち」の開催

開催日時： 平成31年１月26日（土曜日）午後１時30分から午後４時20分まで

開催場所： ウィルあいち　「ウィルホール」

基調講演　「子供のネット利用の実情」

講師：兵庫県立大学環境人間学部准教授　竹内　和雄　氏

講演内容：

• 子供達の間では、ＳＮＳでのメール交換は「会話」と同じ。長文を送り合うことはない。返信をしないことは、会話で無視をすることと同じ。
• 知らない人とネットでやり取りすることに子供達は抵抗を感じていない。
• リアルに会っている人より、ネットの相手の方が何事にも共感してくれ、やり取りをしていて楽しいと感じている。このような子供達の感情を利用して、性的犯罪等をする大人がいる。
• 大人はインターネットの世界を難しく考えがちであるが、子供が純粋に求めているのは「話を聞いてもらえる環境」である。

参加者の感想　

• 子供はスマホの利用方法は知っていても、社会での経験が少ないので、その部分を大人が普段の会話の中で伝えていく必要があると思った。
• インターネットの利用について子供達を非難したり、制止したりするだけでなく、大人もよく勉強しておくべきだと思った。
• 大人は否定せずに子供の意見をきくべきだと思う。

アンケート結果

Ｑインターネットを介して知り合った人と会うことをどう思いましたか？（回答数２７7名）

　●子供と大人との比較（複数回答）