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あいち航空ミュージアムにおいてゴールデンウィークイベントを開催します
あいち航空ミュージアムでは、航空機の仕組みを楽しく学び、愛知県の航空機産業を知っていただけるよう、年間を通して様々なイベントを多数企画しています。
この度、以下のとおりゴールデンウィークイベントを開催しますので、御家族、御友人をお誘い合わせの上、是非お越しください。
1 八谷和彦(はちや かずひこ)特別展「M-02J(エムゼロニジェイ)とHK1(エイチケーワン)」~無尾翼機(むびよくき)に魅せられて~
メディアアーティストとして名高い八谷氏が制作した無尾翼機「M-02J」の実機を中心に、無尾翼機について分かりやすく解説するパネル等を展示する企画展と、八谷氏によるトークショーも開催します。
※無尾翼機:水平尾翼のない飛行機のこと
(1)企画展
「M-02J」実機や「HK1」1/5模型や映像などの展示のほか、無尾翼機の仕組みや歴史について漫画パネル等で分かりやすく解説します。
開催期間
2022年4月27日(水曜日)から5月30日(月曜日)まで
展示場所
あいち航空ミュージアム1階 航空メッセプラザ
【M-02J実機】(撮影:香河英史)
(2)八谷和彦氏スペシャルトークショー
開催日時及び内容
2022年 5月5日(木曜日・祝日) |
午前11時から正午まで |
「M-02JとHK1」 ~無尾翼機に魅せられて~ |
午後1時30分から 午後2時30分まで |
OpenSkyクロニクル ~模型から米国フライトまで~ |
開催場所
あいち航空ミュージアム1階 フライングボックス前ステージ
定員
各回先着40名分の座席を御用意(立ち見も可)、事前申込不要
<参考>
【八谷 和彦氏】
メディアアーティスト。
1966年、佐賀県生まれ。九州芸術工科大学(現九州大学芸術工学部)画像設計学科卒業、コンサルティング会社勤務。その後(株)PetWORKsを設立し、現在にいたる。作品に《視聴覚交換マシン》や《ポストペット》などのコミュニケーションツールや、ジェットエンジン付きスケートボード《エアボード》やメーヴェの実機を作ってみるプロジェクト《オープンスカイ》などがあり、作品は機能をもった装置であることが多い。東京芸術大学美術学部先端芸術表現科教授。
【M-02J】
ジェットエンジンを搭載した一人乗りの無尾翼機。八谷和彦氏が2003年から進めてきた「オープンスカイプロジェクト」の3代目の機体であり、プロジェクトの初代機体である「M-01」は2005年の日本国際博覧会「愛・地球博」でも展示された。2016年7月に北海道滝川市で行われた初の公開飛行で場周飛行に成功。
全長:2.67m、全幅:9.63m、全高:1.36m、重量:100 kg
【HK1】
1938年に製作された日本初の無尾翼機。萱場製作所(現KYB(株))の創業者である萱場資郎(かやば しろう)氏、戦後初の国産旅客機であるYS-11の設計で中心的な役割を果たした航空エンジニアの木村秀政(きむら ひでまさ)氏などにより開発された。
全長:3.44m、全幅:10.40m、全高:1.83m、重量:133kg
2 第4回フォトコンテスト トークショー&作品展示
(1)トークショー
第4回フォトコンテスト(募集期間2月2日から3月31日まで。1月26日発表済み。)の審査員による、審査講評や撮影テクニックなどに関するトークショーを開催します。
開催日時
2022年4月29日(金曜日・祝日)午後1時30分から午後3時まで
開催場所
あいち航空ミュージアム1階 フライングボックス前ステージ
定員
先着40名分の座席を御用意(立ち見も可)、事前申込不要
出演
航空写真家 赤塚 聡(あかつか さとし)氏
ブルーインパルス元編隊長 吉田 信也(よしだ しんや)氏
雑誌「航空ファン」編集部 神野 幸久(じんの ゆきひさ)氏
あいち航空ミュージアム館長 鈴木 真二(すずき しんじ)
<参考>
【赤塚 聡氏】
1966年岐阜県生まれ。航空自衛隊に勤務後、カメラマンに転向。前職の経験を生かし、主として官用機の撮影を得意分野とし、同乗による空撮も手がける。現在、航空専門誌などに作品を発表する傍ら、各種カレンダーの制作、撮影等を担当する。
【吉田 信也氏】
1960年熊本県生まれ。1980年に航空自衛隊航空学生第36期生として入隊。第303飛行隊及び第302飛行隊において、F-4EJ戦闘機操縦者として勤務した。2004年には宮城県松島基地の第11飛行隊(ブルーインパルス)飛行班長兼1番機編隊長として務めた。
【鈴木 真二】
1953年岐阜県生まれ。1979年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。豊田中央研究所を経て、東京大学助教授の後、大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授へ。 2019年から東京大学未来ビジョン研究センター特任教授並びに名誉教授を務める。
雑誌「航空ファン」について
1952年11月に創刊した日本の月刊航空専門誌。写真や模型の愛好家に加え、官民の航空関連業界で働くプロフェッショナルにも読者が多い。特に有名カメラマンによる、世界の最新航空機の迫力あるフォトリポートは定評があり、海外にも多くの読者を持っている。
(2)第4回フォトコンテスト作品展示
開催期間
2022年4月29日(金曜日・祝日)から6月27日(月曜日)まで
場所
1階"飛行"の教室入り口付近
3 スプリングコンサート
三菱名古屋吹奏楽団の皆さんによるスプリングコンサートを開催します。
【過去の様子】
開催日時
2022年5月3日(火曜日・祝日) 午後1時30分から午後2時30分まで
開催場所
1階フライングボックス前ステージ
定員
先着40名分の座席を御用意(立ち見も可)、事前申込不要
曲目
「翼をください」「となりのトトロコレクション」「さくらさくらBrass Rock」「鬼滅の刃メドレー」「J-BEST 日本を勇気づける名曲たち」「J-POP Stage AKB48メドレー」
<参考>
三菱名古屋吹奏楽団について
1980年に有志で発足し、1982年に愛知県吹奏楽連盟に加入。1998年には吹奏楽コンクール東海大会で銀賞を受賞。これまで重工記念病院(旧三菱名古屋病院)のロビーでのコンサート、オアシス21での吹奏楽フェスティバルなどで演奏活動を行っている。
団員数31名(2022年4月現在)。
4 参加費
イベントの参加費は無料ですが、別途入館料が必要です。
5 新型コロナウイルス感染防止対策について
あいち航空ミュージアムでは、「博物館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を踏まえて、「3つの密(密閉・密集・密接)」への対策を始め、消毒・除菌作業の実施など、様々な感染防止対策を実施しています。
主な感染防止対策
〇大型換気扇の使用や排煙窓の開放、大扉の定期的な開放などにより、換気を実施
〇館内各所に手指用消毒液を設置
〇お客様が直接触れる機会の多い場所の定期的な除菌作業
〇受付カウンターに飛沫感染防止用のアクリル板を設置
〇お客様へのサーモグラフィーや非接触型体温計による検温の実施、体調等の確認
〇スタッフの勤務前の検温・体調確認、勤務中のマスク等の着用
※その他感染防止対策や最新の情報については、あいち航空ミュージアムのWebページから御確認ください。
6 イベントに関するお問合せ先
あいち航空ミュージアム
電話0568-39-0283
『八谷和彦特別展「M-02JとHK1」~無尾翼機に魅せられて~』チラシ [PDFファイル/2.54MB]
参考:あいち航空ミュージアムについて
〇施設概要
場所:西春日井郡豊山町大字豊場(県営名古屋空港内)
設置日:2017年11月30日
設置者:愛知県
指定管理者:名古屋空港ビルディング株式会社
開館時間:午前9時30分から午後5時まで(最終入館は午後4時30分まで)
休館日:火曜日(祝日、または振替休日の場合は翌日)
入館料等詳しくはあいち航空ミュージアムWebページを御覧ください。
〇その他
・日にち、条件により貸切利用も可能です。
・あいち航空ミュージアムには専用の駐車場がありませんので、公共交通機関を御利用ください。
〇開催中のイベント
・開館4周年特別企画展「日本の飛行機づくりと富士T-1初鷹」を2022年9月30日(金曜日)まで開催。日本の飛行機づくりの歴史や、我が国初の実用ジェット機である富士T-1の開発から引退までのエピソードを大型パネルで分かりやすく紹介するほか、航空自衛隊練習機「富士T-1初鷹866号機」及び「XJ3エンジン」を館内に展示(2022年3月9日発表済み)。
・第2回素晴らしきラジコン模型航空機の世界展を2022年4月10日まで開催。全長5m・全幅4mを超える大型機や、日本のラジコン曲技を牽引してきた名機など、約50機のラジコン模型航空機を一堂に展示(2022年3月3日発表済み)。
このページに関する問合せ先
愛知県都市・交通局航空空港課
企画グループ
担当:秋田、渡邊
電話:052-954-6131
内線:2275、2285
メール: kouku@pref.aichi.lg.jp