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「第6回あいち木づかい表彰」受賞者の決定について
「第6回あいち木づかい表彰」受賞者の決定について
愛知県では、木の魅力や優れた使い方を広く知っていただくため、あいち認証材(※)を積極的に利用した、木の良さを実感でき、PR効果の高い建築物や製品等を「あいち木づかい表彰」として2017年度から毎年表彰しています。
この度、第6回(2022年度)の受賞者を決定しましたので、お知らせします(募集については2022年9月1日発表済み)。
なお、表彰式は2023年4月29日(土曜日・祝)に愛知県森林公園(尾張旭市)で開催する「第70回全国植樹祭4周年記念イベント」で行います。
※あいち認証材:愛知県内で産出されたことを、愛知県産材認証機構の認証事業者が証明した、素材、製材品、木製品を指します。
建築物の部 | 製品等の部 |
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ささしま高架下オフィス(名古屋市) 受賞者 名古屋ステーション開発株式会社(名古屋市中村区) 設計者 有限会社マル・アーキテクチャ(東京都台東区) 施工者 シーエヌ建設株式会社(名古屋市中村区) ○評価ポイント 鉄道高架下に、大空間の木造オフィスを建設するという新しい取り組み。 名古屋駅に近く人通りが多いため、PR効果も大きい。
外観 内観 🄫takuya seki
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Join(ジョイン) 受賞者 西垣林業株式会社(名古屋市瑞穂区) ○評価ポイント ヒノキやスギの格子をデザインに取り入れたパーテーションシステム。完全な個室とはせず、室内の温度や光などの環境を共有できる。直線と曲線を組み合わせたデザインも目を惹く。
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建築物の部 |
製品等の部 |
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星野神社 覆殿(おおいでん)(※)(豊川市) 受賞者 星野神社(豊川市) 設計者 望月建築設計室(豊橋市) 施工者 株式会社望月工務店(豊橋市) ○評価ポイント 全ての木材を、伐採・製材・乾燥まで地域の業者が行うことで、地産地消に貢献している。建設時は、若手大工、学生等の現場研修としても活用し、金物に頼らない組み上げ方などの伝統的構法の継承を図った。 ※覆殿 本殿を風雨から守る為の重要な役割を持つ社殿
外観 内観 🄫萩原ヤスオ写真事務所 |
CHIGIRI杉、CHIGIRI檜(ひのき) 受賞者 木軸ペン工房KIKI(豊橋市) ○評価ポイント 木材を使用したペンとペントレイ。手触りや香りを味わえるよう無塗装で仕上げられている。
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建築物の部 | 製品等の部 |
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特別養護老人ホームかもだの里(北名古屋市) 受賞者 社会福祉法人西春日井福祉会(清須市) 設計者 株式会社伯楽舎 伯楽工房(名古屋市守山区) 施工者 TSUCHIYA株式会社名古屋支社(名古屋市中区) ○評価ポイント 社会福祉施設の広範囲に木材を使用し、入所者や来訪した家族、施設職員に温かみや優しさを感じさせる。共有スペースの天井にルーバー(羽板)を取り入れ、室内に拡がりを与える工夫を施している。
外観 |
柾(まさ)テーブル 受賞者 株式会社杉生 ○評価ポイント スギの大径木(たいけいぼく)が多い奥三河地域で、大径木を活用する方法として生み出された柾目(まさめ)(※)に特化したテーブル。木の芯に近い部分(赤身)と外側の部分(白太(しらた))の異なる自然の色の違いを活かした美しいデザイン。 ※柾目 木目の一種。木目がほぼ平行なものをいう。
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建築物の部 |
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株式会社アーティストリー 応接室(春日井市) 受賞者 株式会社アーティストリー(春日井市) 設計者・施工者 同上 ○評価ポイント 立体的なデザイン設計より木材の可能性を開拓している。高いデザイン性により木材の価値を向上させることができる。新たなデザインが普及していくことを期待する。
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(参考)第6回あいち木づかい表彰概要
(1)募集期間 2022年9月1日(木曜日)から2022年10月31日(月曜日)まで
(2)応募件数 建築物の部7件、製品等の部6件
(3)表彰
最優秀賞 建築物及び製品等 各1点以内
優秀賞 建築物及び製品等 各2点以内
特別賞 建築物及び製品等 1点以内
(4)選考方法
・表彰する建築物及び製品等は、提出された推薦書、写真による書類選考及び現地確認により決定。
・選考は、木材利用促進連絡会議幹事会構成員及び外部有識者からなる選考委員会において行う。
・選考は、県産木材の利用における、新規性、積極性、PR効果などについて総合的に判定。
このページに関する問合せ先
愛知県農林基盤局林務部林務課あいちの木活用推進室
計画・普及啓発グループ
電話:052-954-6884
内線:5567
メール:aichinokikatuyou@pref.aichi.lg.jp