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【変更・実証実験の順延】高ペイロードドローンを活用した孤立集落への重量物を含む救援物資輸送の実証実験を実施します!
~実証実験見学会の参加者を募集します~
[2023年2月10日変更]
2月13日(月曜日)の実証実験は悪天候が想定されるため、実施を2月14日(火曜日)に順延します。
[2023年2月1日変更]
ドローン等の再調整により延期していた実証実験の実施日時が決まりましたので、お知らせします。
これに伴い、見学会の申込期限も変更します。
[2022年12月13日変更]
ドローン等の再調整が必要となったため、実証実験の実施を延期します。
無人飛行ロボット(以下「ドローン」という。)は、遠隔化及び自動化による生産性向上や、労働力不足等に対する省人化ニーズへの対応の観点から、今後様々な分野での活躍が期待されています。
愛知県では、あいちロボット産業クラスター推進協議会(会長:愛知県知事)を核とし、ドローンの開発支援や、社会実装を目指した実証実験の実施など、ドローンの産業活用に向けた取組を推進しています。
今年度は、「防災・災害対応分野におけるドローン活用」をテーマとし、実用化レベルでの運用に即した実証実験を行うとともに、新たなビジネスモデルを創出・発信する「無人飛行ロボット活用促進事業」に取り組んでいます。(2022年7月26日記者発表済み)
この度、本事業における「高ペイロード※ドローンを活用した孤立集落への重量物を含む救援物資輸送の検証」を実証テーマとした実証実験を下記のとおり実施します。今回の実験では、従来のドローンでは難しかった30~40kg程度の重量物輸送への挑戦も予定しています。
また、実証実験に合わせて、見学会を実施します。つきましては、見学会の参加者を募集します。ドローンを活用した事業に御関心のある方は是非御参加ください。
※輸送される荷物の可搬量(最大積載量)
1 実施日時等
(1)実施日時
2023年2月13日(月曜日)午後1時から午後2時30分まで
(予備日:2023年2月14日(火曜日)午後1時から午後2時30分まで)
2022年12月19日(月曜日)午後1時から午後2時30分まで
(予備日:2022年12月20日(火曜日)午後1時から午後2時30分まで)
※悪天候等の場合は予備日に順延します。
(2)見学会受付会場
旧鳳来西小学校(新城市布里字小松ケ根50)
(3)当日スケジュール
午後0時30分 受付開始
午後1時から午後1時30分まで 事業内容・実施内容の説明
午後1時30分から午後2時30分まで 実証実験実施
2 実施内容
実証テーマ | 高ペイロードドローンを活用した孤立集落への重量物を含む救援物資輸送の検証 | ||
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実験内容 | 東三河地域等の山間部で課題となっている、大規模災害による孤立集落の発生時に、ドローンが救援物資の提供を行う運用モデルを想定した実証実験を実施します。 実験に際しては、新城市と災害支援に関する協定を締結している生活協同組合コープあいち、及び東三河ドローン・リバー構想推進協議会※の会員との連携や、優れた携行性と高ペイロードを両立するドローンの活用により、これまで実現が難しかった小型資機材(水・食料等)の大量輸送や、蓄電池等の重量物輸送について検証します。 |
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飛行箇所 及び 選定の背景 |
【離陸地点】新城市只持字大筋 農産品直売所「のーまんばざーる荷互奈」駐車場
【選定の背景】 |
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※ 豊川市、新城市を事務局としたドローン・エアモビリティに関する官民協議会 |
3 事業実施体制
名古屋鉄道株式会社に事業委託し、同社を幹事会社とする企業グループで事業を実施します。
企業名又は団体名 | 役割 |
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名古屋鉄道株式会社(名古屋市中村区) | 事業総括、関係者調整等 |
株式会社プロドローン(名古屋市天白区) | 機体開発・運航 |
生活協同組合コープあいち(名古屋市名東区) | 救援物資(生活資材)提供 |
ミヤチ株式会社(豊川市) | 救援物資(蓄電池)提供 |
新城市、豊川市 | 実証実験協力 |
東三河ドローン・リバー構想推進協議会 |
実証実験協力 |
4 見学会参加対象者
- あいちロボット産業クラスター推進協議会会員
- 東三河ドローン・リバー構想推進協議会会員
- ドローンを活用した事業に御関心のある方
※両協議会の入会方法は以下協議会のWebページを御覧ください。
・あいちロボット産業クラスター推進協議会
(https://www.pref.aichi.jp/sangyoshinko/jisedai/robot/entry.html)
・東三河ドローン・リバー構想推進協議会
(https://hdrc.jp/partner_form/)
5 定員
30名(申込先着順)
6 参加費
無料(現地までの交通費は自己負担)
7 申込方法
以下の「愛知県無人飛行ロボット活用促進事業 実証実験見学会 申込ページ」へアクセスし、必要事項を入力の上、送信してください。
「愛知県無人飛行ロボット活用促進事業 実証実験見学会 申込ページ」
- 定員超過により参加をお断りする場合は、メールで御連絡します。
- 受付会場へ現地集合となります。現地までの移動については各自負担となります。
- 新型コロナウイルス感染拡大状況や天候によっては、急遽中止を連絡させていただく場合があります。御了承ください。
- 前日までに実験の中止を決定した場合には、緊急連絡先に中止の旨を御連絡させていただきます。
- 開催案内チラシは下記より御覧いただけます。
無人飛行ロボット活用促進事業実証実験見学会チラシ [PDFファイル/763KB]
8 申込期限
2023年2月9日(木曜日)
2022年12月14日(水曜日)
9 取材について
当日の取材を希望される報道機関の方は、実証実験の安全確保のため、以下の「愛知県無人飛行ロボット活用促進事業 実証実験見学会 申込ページ」へアクセスし、必要事項を入力の上、送信してください。
「愛知県無人飛行ロボット活用促進事業 実証実験見学会 申込ページ」
10 問合せ先
愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室 ロボット産業グループ
電話:052-954-6352 FAX:052-954-6943
メール:jisedai@pref.aichi.lg.jp
参考
1 あいちロボット産業クラスター推進協議会
(1)目的
産学行政が連携して、ロボットの研究開発や生産の拠点を形成し、新技術・新製品を創出していくことにより、世界に誇れるロボット産業拠点の形成を目指す。
(2)設立
2014年11月
(3)体制
会長:愛知県知事
事務局:愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室
(4)会員数
550社・団体(2022年12月末時点)
(5)主な活動内容
・ロボット産業拠点の形成に向けた方策等の検討等
・製造・物流等分野、医療・介護等分野、無人飛行ロボットの三つのワーキング グループによるロボット開発や実用化、普及に関する取組
2 無人飛行ロボット活用促進事業
(1)目的・事業内容
無人飛行ロボット(ドローン)の活躍が期待されているもののビジネスに充分活用されていない分野への実装を目指し、実用化レベルの運用に即した実証実験を通じて、ビジネスモデルの創出・発信を行う。
(2)2022年度実証実験内容(2022年7月26日発表済み)
【分野】防災・災害対応分野
【実証テーマ及び内容】
ア 高ペイロードドローンを活用した孤立集落への重量物を含む救援物資輸送の検証
(内容は今回発表のとおり)
イ ドローン等を活用した広域災害対策情報支援プラットフォームの検証
(内容は下記の通り)
実証地域 | 名古屋市内及び春日井市内 |
---|---|
実施時期 | 2022年9月~ |
内容 | 洪水等の広域災害発生時、ドローン等によって収集した被災状況データを解析し、広域災害対策情報支援プラットフォーム「テラ・クラウド」を通して共有することで、災害対策本部等の捜索や救助、初動の迅速化を支援する運用モデルを想定した実証実験を実施します。 実験に際しては、庄内川水系庄内川・矢田川の浸水想定区域を対象とし、ドローン等を活用したリモートセンシングによる広域データと狭域データの取得・解析から、「テラ・クラウド」による共有・活用までの流れを災害対策本部のタイムラインに合わせて検証します。 |
委託先 | 株式会社テラ・ラボ(春日井市) |
協力 自治体 |
名古屋市、春日井市 |
運用 イメージ等 |
【運用イメージ】 【解析データイメージ】 |
このページに関する問合せ先
愛知県経済産業局産業部産業振興課
ロボット産業グループ
担当:浅野、青木
電話:052-954-6352