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愛知の誇る農林水産物「植木」をPR! ~県内で最も出荷量の多い「サザンカ」を知事に贈呈します~
愛知県では、知事の名刺を使った県農林水産物のPRを行っており、2月・3月は、出荷本数全国3位を誇る「植木」を取り上げています。
県内で生産される植木では「サザンカ」が最も多く出荷されていることから、知事の名刺に「サザンカ」を掲載することとしています。
この度、愛知県緑化木生産者団体協議会の代表者が知事を訪問し、生産状況を報告するとともに、「サザンカ」の贈呈及び植木のPRを行います。
1 日時及び場所
日時 2023年2月13日(月曜日)午後2時から午後2時20分まで
場所 愛知県公館
2 訪問者(敬称略)
(1)愛知県緑化木生産者団体協議会
会 長 村田 利博(東三河緑化木生産組合長)
副会長 角田 肇康(一般社団法人日本植木協会愛知県支部長)
副会長 水野 博邦(稲沢市植木生産振興会長)
副会長 中村 辰男(福地植木生産組合長)
(2)稲沢市キャンペーン・レディー3名
3 内容
(1)稲沢市キャンペーン・レディーから植木の贈呈
稲沢市キャンペーン・レディーが、愛知県産「サザンカ」の植木(品種:新乙女サザンカ)を知事に贈呈します。
(2)記念撮影
(3)訪問者挨拶
(4)知事挨拶
(5)歓談(植木のPR及び生産状況等の報告)
4 参考
1 愛知県における植木の出荷状況など
(1) 2020年の植木出荷本数は604万4千本(全国3位)となっています。
(2) 愛知県内の樹種別出荷本数1位はサザンカ127万4千本となっています。
(3) 稲沢市は愛知県内の植木出荷本数1位であり、全国の植木四大生産地(※)の一つにあげられています。
※植木四大生産地:稲沢市(愛知県)、川口市(埼玉県)、池田市(大阪府)、久留米市(福岡県)
順位 |
全国出荷本数 |
愛知県 |
|
樹種別出荷本数 |
市町村別植木出荷本数 |
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1 2 3 4 5 |
福岡県 1,806.9万本 三重県 891.9万本 愛知県 604.4万本 千葉県 481.5万本 東京都 318.3万本 |
サザンカ 127.4万本 マキ類 47.2万本 カシ類 44.3万本 ツゲ類 37.4万本 カエデ類 34.0万本 |
稲沢市 413.2万本 西尾市 30.9万本 豊橋市 24.4万本 大口町 11.0万本 一宮市 6.5万本 |
2 愛知県緑化木生産者団体協議会の概要
(1) 目 的
緑化木の安定的生産を図るため、生産技術の向上、需要の促進及び生産団体相互の連携を期することを目的として、昭和48年10月1日に設立。
(2) 会員数
通常会員6団体、特別会員5団体の計11団体
(3) 主な事業
愛知県緑化樹木共進会の開催、緑化木展示・PR等
3 愛知県における植木の歴史と特徴
(1) 県内最大の植木の生産地である稲沢市の植木生産は、約700年の歴史を持つ。
(2) 嘉暦(かりゃく)3(1328)年、稲沢に柑橘類の接木(つぎき)技術と種子が伝授され、果樹苗木及び植木の生産地として大きく発展。
(3) 植木生産が発展した要因は、気候的な好条件と肥沃な土壌に恵まれていること、名古屋市に近く東西交通の重要な交通路に位置することが挙げられる。
(4) 多品種少量生産で、稲沢市を中心に「仕立物(※)」技術が発達。
※仕立物:樹木を刈り込みなどをして、自然に育った姿形から庭園用として整った姿形にしたもの。
4 PRする植木一覧
PRする植木 |
特徴など |
サザンカ(品種:新乙女サザンカ) ※この品種を知事へ贈呈 ○開花時期10月から1月 ○八重咲で、桃色の花が咲く ○樹勢強健(じゅせいきょうけん)で刈り込みにも強い |
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サザンカ(品種:ベニサザンカ) ○開花時期11月から2月 ○花の少ない寒い中に八重咲きの紅花は貴重 ○樹勢強健で刈り込みにも強い |
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コバノミツバツツジ ○開花時期3月から4月 ○ミツバツツジよりも葉が小さいことに由来 ○樹勢強健で植木の下草やグランドカバーとして、刈り込んで樹形を仕立てたり、生垣に用いたりと用途は多様 |
5 稲沢市キャンペーン・レディー
稲沢市の観光振興及びイメージアップを目的として、稲沢市観光協会及び稲沢市が関係するイベントや各種行事に参加し、稲沢市のPRや魅力発信をしている。2023年度からは「稲沢市シティアテンダント」に生まれ変わる。
このページに関する問合せ先
愛知県農林基盤局林務部森林保全課
緑化グループ
担当:苅谷、加藤
電話:052-954-6453
内線:3768,3769
メール:shinrin@pref.aichi.lg.jp