白鳥山の白鳥神社にある、ご神木のヒノキの大木です。

サザンカはツバキの仲間で、秋から冬にかけ枝先に白い花を付けます。こちらのサザンカも11月に訪れたところ、たくさんの花を咲かせていました。なお、サザンカには多くの園芸品種があり、庭や生垣などにも植えられています。

樹齢は不明ですが、300年以上と言われています。天神様の境内にあり、村人の信仰対象となっています。ツクバネガシの名前の由来は葉の付き方が「つく羽根」、つまり羽根つきに使う羽根に似ているところから来ています。幹にはヤマウバノカミノケ(キノコの菌子束)が着生していました。

シキミは古くから墓に供える花として使われてきました。そのため、墓地や寺院に植えられていることが多いようです。枝を折ると独特な香りがあって、線香の材料にも使われます。ただし、毒のある植物なので実などを食べると中毒症状を起こします。

大入川沿いに自生するサイカチの大木です。サイカチは幹や枝に棘があり、豆のような実を付け、サポニンを含むため、昔はせっけんの代用品として利用しました。

途中から2幹に分かれていて、ヒイラギとしては大きなものです。秋に白くてかわいらしい花を咲かせます。

奥三河地方ではカキの大木を目にする機会がよくあります。秋になると、小型の実を多数付けます。これはほとんど渋柿ですが、皮をむき干したものを干柿として利用します。

シダレザクラは枝が垂れ下がるので、花が咲くとボリューム感があります。金龍寺のこの桜は、平地より半月ほど遅く4月中旬頃開花します。

設楽町津具宮畑の津具八幡宮にあるスギの大木で、ご神木になっています。

設楽町津具地区にはかつて、このようなツガの大木が多くあったと考えられます。現在ではこのような大木は町内では山の上部にしか見られず、人家近くでは珍しいものです。