殿井周辺
段丘をつくる礫層を段丘礫層といいます。長篠城趾は、不透水層の三波川変成岩類を不整合に覆うかつての豊川の河床礫(低位段丘礫)が堆積した上にあります。飯田線を越えた長篠城趾の南側の道路沿いの崖下には、段丘礫中を流れる地下水がしみ出した湧き水が観察できます。この湧き水は「殿井」と呼ばれ、戦国時代長篠城での水源として利用されていました。
種類 | 堆積岩 |
事象 | 新生代第四紀後期更新世の堆積物 |
文化財など | - |
所在地 | 新城市長篠 |
緯度・経度 | 北緯 34°55’20.5" 東経 137°33’36.2" |