新城設楽の野鳥
マミジロ

マミジロ(オス)

マミジロ(メス)
山間部の比較的標高の高い場所で見られますが、この地域では数少ない鳥です。オスは高木の頂で「キョロン ツイー」と美しい声でさえずります。
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 眉白 |
季節 | 夏鳥 |
大きさ(cm) | 23 |
生息状況 | ○ |
RDB | 絶滅危惧IB類 |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | A |
鳳来町 | - |
作手村 | C |
設楽町 | C |
津具村 | A |
豊根村 | A |
トラツグミ

トラツグミ
山間部では春から夏の夜間、「ヒョー」と不気味な声で鳴くのを聞くことができます。昔はこの声が鵺(ぬえ)という伝説の動物のものであると信じられていました。冬には平野部の明るい林で見られます。
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 虎鶫 |
季節 | 留鳥 |
大きさ(cm) | 29.5 |
生息状況 | ○ |
RDB | - |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | A |
鳳来町 | A |
作手村 | C |
設楽町 | A |
津具村 | C |
豊根村 | A |
クロツグミ

クロツグミ(オス)
山地の広葉樹林で繁殖します。マミジロに比べてより標高の低い地域でも見られます。複雑な美声でさえずります。
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 黒鶫 |
季節 | 夏鳥 |
大きさ(cm) | 22 |
生息状況 | ○ |
RDB | 準絶滅危惧 |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | A |
鳳来町 | A |
作手村 | B |
設楽町 | A |
津具村 | A |
豊根村 | A |
マミチャジナイ

マミチャジナイ
10月頃、山間部の森林で木の実を食べている群れを見かけることがありますが、この時期以外はほとんど見られません。アカハラと似ていますが、マミチャジナイは眉の部分が白いので区別できます。
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 眉茶〓(即の下に鳥) |
季節 | 旅鳥 |
大きさ(cm) | 22 |
生息状況 | ○ |
RDB | - |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | C |
鳳来町 | C |
作手村 | C |
設楽町 | A |
津具村 | - |
豊根村 | C |
シロハラ

シロハラ
冬鳥として明るい林などに生息します。人が近づくとけたたましい声を出しながら飛び去る姿をよく目にします。
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 白腹 |
季節 | 冬鳥 |
大きさ(cm) | 25 |
生息状況 | ◎ |
RDB | - |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | A |
鳳来町 | C |
作手村 | C |
設楽町 | A |
津具村 | C |
豊根村 | C |
アカハラ

アカハラ
春から夏は茶臼山など高標高地に生息しますが、数は多くありません。平地では春と秋によく見かけますが、真冬にはほとんどいなくなります。「キョロン キョロン ツイー」とさえずります。
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 赤腹 |
季節 | 留鳥 |
大きさ(cm) | 24 |
生息状況 | ○ |
RDB | 絶滅危惧II類 |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | A |
鳳来町 | B |
作手村 | C |
設楽町 | C |
津具村 | C |
豊根村 | A |
ツグミ

ツグミ
10月頃から見られますが、真冬から春にかけて数が増えてきます。庭や農耕地など開けた環境に生息します。
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 鶫 |
季節 | 冬鳥 |
大きさ(cm) | 24 |
生息状況 | ◎ |
RDB | - |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | A |
鳳来町 | A |
作手村 | A |
設楽町 | A |
津具村 | A |
豊根村 | A |
コマドリ

コマドリ
ササの密生するような広葉樹林にやってきて繁殖します。「ヒン カラカラ」と美声で鳴きますが、目立つ場所に出てくることは少なく観察は困難です。
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 駒鳥 |
季節 | 夏鳥 |
大きさ(cm) | 14 |
生息状況 | ○ |
RDB | 絶滅危惧II類 |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | A |
鳳来町 | C |
作手村 | - |
設楽町 | A |
津具村 | A |
豊根村 | A |
ノゴマ

ノゴマ
喉がくっきりと赤い特徴的な鳥です。(赤いのはオスのみ)愛知県では春と秋に通過するのみです。この地域の記録は多くありません。
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 野駒 |
季節 | 旅鳥 |
大きさ(cm) | 16 |
生息状況 | △ |
RDB | - |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | - |
鳳来町 | C |
作手村 | - |
設楽町 | C |
津具村 | C |
豊根村 | C |
コルリ

コルリ(オス)
コマドリと同様なササの生えているような広葉樹林に生息します。藪の中にいることが多く、観察は難しい鳥です。4月から5月の渡ってきた直後は、枝先などでよくさえずるので比較的見やすくなります。「チッチッチッ」という前奏に続き複雑な美声で鳴きます。
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 小瑠璃 |
季節 | 夏鳥 |
大きさ(cm) | 14 |
生息状況 | ○ |
RDB | 準絶滅危惧 |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | A |
鳳来町 | C |
作手村 | - |
設楽町 | A |
津具村 | A |
豊根村 | A |
シマゴマ

シマゴマ
全体に地味な鳥ですが、腹部に網目のような模様があります。日本では日本海側の地域で記録がありますが、まれな種類です。この地域では1例の記録があるのみです。(設楽町段戸裏谷 21-VI-1983)
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 島駒 |
季節 | 迷鳥 |
大きさ(cm) | 13 |
生息状況 | × |
RDB | - |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | - |
鳳来町 | - |
作手村 | - |
設楽町 | C |
津具村 | - |
豊根村 | - |
ルリビタキ

ルリビタキ(オス)

ルリビタキ(メス)
オスの成鳥は頭から背中、尾にかけて青色のきれいな鳥です。メスやオスの若鳥は地味な褐色をしています。この地域では主に冬に見られ、公園など身近な環境にも生息しています。
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 瑠璃鶲 |
季節 | 冬鳥 |
大きさ(cm) | 14 |
生息状況 | ◎ |
RDB | - |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | A |
鳳来町 | C |
作手村 | C |
設楽町 | A |
津具村 | A |
豊根村 | A |
ジョウビタキ

ジョウビタキ(オス)

ジョウビタキ(メス)
10月頃から春まで見られます。開けた環境を好み、人家の庭などでもよく見かけます。翼に白い斑があり、よく目立ちます。
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 常鶲 |
季節 | 冬鳥 |
大きさ(cm) | 14 |
生息状況 | ◎ |
RDB | - |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | A |
鳳来町 | A |
作手村 | A |
設楽町 | A |
津具村 | A |
豊根村 | A |
ノビタキ

ノビタキ
オスは夏になると頭が黒くなり、美しい羽となります。この地域では主に秋通過するだけなので、そのような美しい個体を見る機会はほとんどありません。河川敷、耕地などに生息し、山間地ではあまり見られていないようです。
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 野鶲 |
季節 | 旅鳥 |
大きさ(cm) | 13 |
生息状況 | △ |
RDB | - |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | A |
鳳来町 | - |
作手村 | B |
設楽町 | C |
津具村 | - |
豊根村 | - |
イソヒヨドリ

イソヒヨドリ(オス)

イソヒヨドリ(メス)
海岸部の岩場でよく見かける鳥です。新城市内の採石場などでさえずる個体が何度か見られているため、恐らく付近で繁殖していると思われます。
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 磯鵯 |
季節 | 留鳥 |
大きさ(cm) | 23 |
生息状況 | △ |
RDB | - |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | A |
鳳来町 | - |
作手村 | B |
設楽町 | - |
津具村 | - |
豊根村 | - |
エゾビタキ

エゾビタキ
胸に縦斑がはっきりとあるのが特徴です。秋に比較的よく見かける鳥で、枝先に止まり、飛び立って餌の虫を捕獲する行動を繰り返します。
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 蝦夷鶲 |
季節 | 旅鳥 |
大きさ(cm) | 15 |
生息状況 | ○ |
RDB | - |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | A |
鳳来町 | B |
作手村 | - |
設楽町 | C |
津具村 | - |
豊根村 | - |
サメビタキ

サメビタキ
エゾビタキ、コサメビタキによく似ていますが、胸の斑点が異なります。主に秋期に見られますが、他の2種に比べて数は少ないようです。
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 鮫鶲 |
季節 | 旅鳥 |
大きさ(cm) | 14 |
生息状況 | △ |
RDB | - |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | C |
鳳来町 | C |
作手村 | - |
設楽町 | A |
津具村 | - |
豊根村 | - |
コサメビタキ

コサメビタキ
胸から腹に目立った斑点がないため、下面は白っぽく見えます。かつてはこの地域で広く繁殖していたようですが、最近は数が減ってしまったようです。秋には比較的よく見かけます。
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 小鮫鶲 |
季節 | 夏鳥 |
大きさ(cm) | 13 |
生息状況 | ○ |
RDB | 準絶滅危惧 |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | A |
鳳来町 | B |
作手村 | C |
設楽町 | A |
津具村 | C |
豊根村 | A |
キビタキ

キビタキ(オス)
平野部から山地の森林で繁殖しています。この地域では近年数が増えたように思われます。美しい声でさえずり、色彩も印象的な鳥です。
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 黄鶲 |
季節 | 夏鳥 |
大きさ(cm) | 14 |
生息状況 | ○ |
RDB | - |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | A |
鳳来町 | A |
作手村 | C |
設楽町 | A |
津具村 | A |
豊根村 | A |
ムギマキ

ムギマキ(オス)

ムギマキ(若鳥)
胸部の橙色が特徴の鳥です。旧鳳来町に文献記録があります。設楽町では段戸裏谷で見られたことがあります。
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 麦蒔 |
季節 | 旅鳥 |
大きさ(cm) | 13 |
生息状況 | × |
RDB | - |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | - |
鳳来町 | C |
作手村 | - |
設楽町 | B |
津具村 | - |
豊根村 | - |
オオルリ

オオルリ(オス)

オオルリ(オス)
山地の沢沿いでよく見られます、高木の枝先など目立つ場所でさえずるため、比較的観察は容易な鳥です。頭から尾にかけ光沢のある青色で、喉が黒いのが特徴です。さえずりの最後に「ジッジッ」という濁った声が入ります。
分類 | スズメ目ヒタキ科 |
漢字名 | 大瑠璃 |
季節 | 夏鳥 |
大きさ(cm) | 16 |
生息状況 | ○ |
RDB | - |
狩猟鳥類 | - |
自然分布種 | ○ |
観察された地域(旧市町村)
新城市 | A |
鳳来町 | A |
作手村 | A |
設楽町 | A |
津具村 | A |
豊根村 | A |