
(かぶしきがいしゃはづ)
温泉旅館
- 所在地
- 新城市豊岡字滝上11-11
- Tel
- 0536-32-1211
心と身体を
癒す
おもてなし

季節を楽しむ温泉宿
株式会社はづが宿をかまえる「湯谷温泉(ゆやおんせん)」は、豊川の支流の一つ「宇連川(うれがわ)」沿いに位置しています。宿の部屋から眺められる、美しい川の流れと目の前に迫ってくる山々の雄大な景色が自慢の温泉宿です。
1300年の歴史を誇る湯谷温泉
湯谷温泉の起源は奈良時代にまでさかのぼります。伝説では、新城市にある鳳来寺の建立(こんりゅう)に関わったとされる「利修仙人(りしゅうせんにん)」が、およそ1300年前に発見した温泉だと伝えられています。
「おもてなし」を仕事に
宿では毎日、多くのお客様をお迎えします。全国から、世界から、様々な人が様々な目的を持ってやって来ます。お迎えしたお客様全員に「湯谷温泉に来て良かったな」と思ってもらえるよう、はづのスタッフの皆さんは、「おもてなし」の心を持って日々仕事に励んでいます。
心を込めた
「料理」でおもてなし

湯谷温泉にある、はづグループ4つの宿で出される全ての料理を任されています。山里の温泉宿に来たことを、お客様に満喫してもらうため、初夏は鮎、秋から冬は松茸や猪肉など、山の恵みを料理に取り入れるよう心掛けています。
料理の仕事をして30年以上になります。和食だけではなく、イタリアンやフレンチ、中華など、様々な料理をホテルや飲食店で学んできました。この経験を活かし、毎回同じ料理を出すのではなく、自分なりにアレンジしたメニューで変化をつけ、お客様に喜んでいただいています。

次は、お客様の目の前で、焼いたり捌(さば)いたりする、エンターテインメントの要素を取り入れた料理にチャレンジしたいと思っています。

- 料理長
- 甫立 雄一
(ほだて ゆういち)さん
声の「気配り」でおもてなし

お客様からの電話での予約や問合せに応対する仕事です。相手の顔が見えず、声だけのやりとりになるので、明るい声で話すように心がけています。電話越しですが、日本中のお客様と出会えることが魅力です。

私は新城に住んでいますが、湯谷温泉がこんなに美しい場所だとは知りませんでした。遠くからいらっしゃるお客様の方が、この地域の魅力をよく知っていて、いつも勉強させてもらっています。入社して4年目になりますが、一度も「仕事に行きたくない」と思ったことがないくらい楽しい仕事です。

- 予約係
- 菅沼 佳奈
(すがぬま かな)さん
「笑顔と元気」でおもてなし

小さな宿なので、お客様のお出迎え、部屋へのご案内、食事の準備と片付け、その他の対応など、1人で複数の仕事をこなします。忙しいですが、お客様の喜ぶ顔を見られることが嬉しいです。「美味しかったよ」「また来ます」と声をかけていただけることが大きなやりがいです。

この仕事はバランスがとても大切で、がんばりすぎてはダメなんです。できない時は無理をせず、他のスタッフと協力して、チームで連携して仕事をしています。私たちスタッフが疲れた顔をしていては、お客様を元気に笑顔にすることはできません。まずは自分たちが元気に楽しく働くことが大事です。

- 客室係
- 三田 利恵
(みた としえ)さん
新しい「おもてなし」が
求められる時代

以前は、「有名」で「高級」な宿に泊まることが、お客様の「満足感」になっていた時代がありました。宿に泊まること自体が目的になっているため、きれいな設備と大きな宴会場を用意することが宿にとって一番大切なことでした。


しかし今は、インターネットを使って詳しく行き先のことを調べることができるようになり、この料理が食べたい、この景色が見たい、この部屋に泊まりたいなど、湯谷温泉で体験したい具体的な目的を持ってお客様が訪れるようになりました。

その分、お客様一人ひとりの期待も大きく、私たちはそれに応えなければなりません。私たち自身が、湯谷温泉の良さは何か、この奥三河という地域の魅力を改めて考え、自分たちの得意なこと、ここにしかない魅力をさらに磨いていかなければならないと思っています。
奥三河を遊ぶ
拠点湯谷温泉の魅力
名古屋から身近で気軽に遊びに行ける場所として、奥三河の人気が高まっており、訪れる人の数が増えています。そして、奥三河地域のなかで一度に多くの観光客を受け入れることができるのは、多くの宿が集まるこの湯谷温泉だけです。湯谷温泉を拠点として、周辺の魅力あるお店や観光スポットを訪れてもらえれば、地域全体がにぎわいます。旅館での宿泊や食事だけでなく、この地域のファンづくりを行うことがこれから重要になっていくでしょう。

