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9月20日から「令和5年秋開始接種」が始まり、初回接種を完了した生後6か月から4歳の方(以下「乳幼児」という。)は、オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチンによる追加接種(4回目接種)を受けられるようになりました。接種の詳細については、以下をご覧ください。
接種により得られる効果と副反応のリスクの双方について、正しい知識を持っていただいた上で、保護者(親権者または後見人)の方の意思に基づいて、接種を受けるかどうかご判断ください。 |
(1) 接種の対象について
接種を希望する生後6か月以上4歳以下の方
(2) 接種の料金について
無料です。
(3) 接種を受けることができる期間について
2024年3月31日までです。
(4) 接種を受けることができる場所について
お住まいの市町村内の医療機関や集団接種会場で接種を受けることができます。
詳しくは、各市町村の窓口にお問い合わせください。
新型コロナワクチンにおける市町村相談窓口について
(5) 接種に使用されるワクチンについて
乳幼児用のファイザー社オミクロン株XBB1.5対応1価ワクチン
(ファイザー社の12歳以上のものに比べ、有効成分が1/10になっています。)
(6) 接種回数及び接種間隔について
〇初回接種について
生後6か月から4歳のお子様は、合計3回接種して、初回接種が完了します。
3回で1セットですので、早めの接種予約をご検討ください。
・2回目接種について
1回目接種後、通常3週間の間隔をあけて、2回目接種を受けていただきます。
・3回目接種について
2回目接種後、8週間以上の間隔をあけて、3回目接種を受けていただきます。
〇追加接種について
1~3回目接種を完了し、3か月以上の間隔をあけて、追加接種を受けていただきます。
(ほかのワクチンとの接種間隔について)
詳しくは下記「厚生労働省の新型コロナワクチンQ&A」をご確認ください。
新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種することはできますか。(厚生労働省)
(7) 保護者の同意・立ち合いについて
保護者(親権者または後見人)が、予診票に署名して乳幼児への接種に同意するとともに、接種に立ち会うことが必要です。
なお、保護者が特段の理由で立ち会うことができない場合は、お子様の健康状態を普段から熟知する親族等で適切な方が、保護者から委任を受けて立ち会うことが可能です。
(8) 接種当日の持ち物について
・市町村より郵送されてきた封筒(接種券や予診票が送られてきた封筒)の中身一式
・本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証等)
・母子健康手帳(可能な限り)
(9) 接種後の注意事項について
接種を受けた日は、激しい運動は控えてください。入浴は可能ですが、注射した部分はこすらないようにしてください。
説明書(追加接種用ファイザー社のオミクロン株XBB1.5対応乳幼児(生後6か月~4歳)用1価ワクチン) [PDFファイル/699KB]
説明書(初回接種用ファイザー社のオミクロン株XBB1.5対応乳幼児(生後6か月~4歳)用1価ワクチン) [PDFファイル/708KB]
国が、現時点で公表している情報によると、以下のとおりとされています。
<効果>
新型コロナワクチンを受けることで、新型コロナに感染しても症状が出にくくなる効果(発症予防効果)がどれくらいあるかについて、約1,100人程度の乳幼児を対象に分析したところ、3回目接種後7日以降のオミクロン株に対する発症予防効果は80.3%と報告されています。
<副反応>
ワクチンを受けた後の症状について調べた臨床試験で、1~3回目の接種後の具体的な症状をみると、接種回数ごとの症状にはあまり変わりがなく、ほとんどの症状が軽度または中等度でした。
現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められません。
年 齢 | 症 状(発現割合:1回目接種後→2回目接種後→3回目接種後) | |
---|---|---|
生後6か月 ~1歳 |
易刺激性(*1) 51.2% → 47.4% → 43.6% |
圧 痛 16.6% → 15.0% → 16.0% 発 熱 7.2% → 7.4% → 6.8% |
2歳~4歳 |
疼 痛 30.8% → 31.0% → 26.7% |
悪 寒 2.3% → 3.0% → 3.3% |
(*1)機嫌が悪い (*2)眠たくなる様子
接種後に副反応が疑われる症状が出て、医療機関の受診を希望される場合は、
1 まずは、かかりつけ医など身近な医療機関を受診してください。
2 診察の結果、専門的な対応が必要だと医師が判断した場合は、専門的医療機関が紹介されます。(注)
(注)2の専門的医療機関を受診するためには、かかりつけ医など身近な医療機関を受診した上で、医師からの紹介を得ることが必要です。
詳しくは、下記のページをご覧ください。
ワクチン接種後の副反応等に対応する医療体制について
接種により健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になった場合や、障害が残った場合に、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)を受けることができます。詳しくは、予防接種健康被害救済制度について(愛知県HP)又は「予防接種健康被害救済制度」(厚生労働省HP)をご覧ください。
ワクチン接種後に副反応(副反応疑いを含む。以下「副反応等」という。)を発症した方に対して、医療機関で治療を受けた際の医療費等の経済的負担の軽減を図るため、県独自の「新型コロナワクチン副反応等見舞金」を支給いたします。詳しくは、「新型コロナワクチン副反応等見舞金について」をご覧ください。
市町村、愛知県、国が、それぞれ、コールセンターを設置し、ワクチン接種等に関する様々な疑問や不安にお答えします。
主な問い合わせ内容 | 問い合わせ先 (電話番号) |
対応時間 |
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1 接種会場、日時、接種券などワクチン接種に関する一般的な問い合わせ | ||
2 ワクチン接種の効果や副反応、新型コロナワクチン副反応等見舞金などに関する問い合わせ (聴覚障害者の方はこちらをご確認ください ) [PDFファイル/45KB] |
愛知県 |
【平日、土曜日、日曜日、祝日】 午前9時から午後5時30分まで |
【夜間・休日専用窓口】 |
【平日】 午後5時30分から翌午前9時まで 【土曜日、日曜日、祝日】 24時間体制 |
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3 ワクチン施策等に関する問い合わせ | 厚生労働省 新型コロナワクチンコールセンター (0120-761-770) |
【平日、土曜日、日曜日、祝日】 午前9時から午後9時まで |
〇「生後6か月以上5歳未満の小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方」(2022年11月2日)(日本小児科学会)
〇「小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方(2023.6追補)」(2023年6月9日)(日本小児科学会)
〇新型コロナワクチンコミナティを接種されるお子さまと保護者の方へ [PDFファイル/1.63MB]
<重要>生後6か月から4歳のお子様の保護者の皆様へ
以下の事項について、ご理解いただきますようお願いいたします。 〇自分の考え、アレルギーや病気などの理由により、新型コロナワクチンの接種を希望しない人や受けることができない人もいます。それらの人の判断を尊重しなければなりません。 〇新型コロナワクチンの接種は強制ではありませんので、接種を希望しない人に接種を強制しては絶対にいけません。 〇新型コロナワクチンの接種を受けている、または、受けないことを理由に、周りの人を悪く言ったり、いじめをしては絶対にいけません。 いじめの問題などの相談は、下記のページをご覧ください。 法務省が作成した新型コロナワクチンに関する人権啓発動画は、下記のページをご覧ください。 |
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