計測分析に関する講演会の参加者を募集します 研究開発・品質管理における分析技術の入門 ~分析ってなに? 分析に初めて携わる方へ~
知の拠点あいちに設置された、あいち産業科学技術総合センター(以下、センター)では種々の分析機器を用いた分析や評価を行うことにより、企業の方々の新技術や新製品開発、モノづくりの現場で発生する様々な課題解決の支援をしています。
この度、研究開発や品質管理業務などで分析に初めて携わる方から分析経験が3年程度までの方、また当センターへ分析依頼を検討している方や当センターを利用し始めた方々を対象とした講演会を開催します。
当日は、分析とは何か、目的に合った分析を行うためにはどうしたらよいかなどの基本的な考え方から、当センターの高度計測分析機器を用いた分析法の紹介や活用法までを、事例を交えて講演します。講演後は、分析や評価に関する個別の技術相談会や、当センターの高度計測分析機器及び隣接するあいちシンクロトロン光センター※1の見学会を行います。
参加費は無料です。多くの皆様の御参加をお待ちしています。
1 日時
平成30年9月5日(水曜日) 午後1時30分から午後5時まで
(受付開始:午後1時)
2 場所
あいち産業科学技術総合センター 1階 講習会室
住所:豊田市八草町秋合1267-1 電話:0561-76-8315
(東部丘陵線リニモ「陶磁資料館南」駅 下車すぐ)
3 主催等
共催:あいち産業科学技術総合センター、あいちシンクロトロン光センター
4 内容
(1)分析技術の基本とデータの特徴(午後1時40分から午後2時10分まで)
「機器分析で得られる数値は何か」
講師:あいち産業科学技術総合センター職員
(2)事例紹介(午後2時10分から午後2時40分まで)
「放熱・電気絶縁シート『サーコン』の品質向上のための分析活用事例」
講師:富士高分子工業株式会社 品質保証部 主席部員 渡辺 紳二 (わたなべ しんじ)氏
(3)分析のすすめかた1(午後3時から午後3時30分まで)
「気になるところをズームイン!顕微鏡観察」
講師:あいち産業科学技術総合センター職員
(4)分析のすすめかた2(午後3時30分から午後4時まで)
「何から始める?成分分析」
講師:あいち産業科学技術総合センター職員
(5)分析のすすめかた3(午後4時から午後4時30分まで)
「0.000・・・ナノ※2表面の世界へようこそ!」
講師:あいち産業科学技術総合センター職員
(6)技術相談会及び見学会(希望者のみ)(午後4時30分から午後5時まで)
あいち産業科学技術総合センター職員が御相談に応じます。
(見学場所)
・あいち産業科学技術総合センター共同研究支援部(高度計測分析機器)
・あいちシンクロトロン光センター
5 対象者
・研究開発・品質管理業務等で分析に初めて携わる方から3年程度までの方
・当センターで分析依頼を検討している方
・当センターを利用し始めた方
6 定員
100名(申込先着順)
7 参加費
無料
8 申込方法
- 申込書 [PDFファイル/543KB]に必要事項を記入の上、FAX、郵送又は電子メールであいち産業科学技術総合センターへお申込みください。
- 申込書はあいち産業科学技術総合センターのWebページ (http://www.aichi-inst.jp/news)からもダウンロードできます。
9 申込期限
平成30年9月3日(月曜日)(必着)
※定員に達し次第締め切ります。
※技術相談会については、希望者多数の場合、後日対応します。御了承ください。
※参加受付証は発行しません。お申込みの上、当日は、直接会場にお越し下さい。なお、定員超過により、御参加いただけない場合は連絡させていただきます。
10 申込先及び問合せ先
あいち産業科学技術総合センター
共同研究支援部(担当:村瀬、中尾、中川)
〒470-0356 豊田市八草町秋合1267-1
電話:0561-76-8315 FAX:0561-76-8317
E-mail:AIC0000001@chinokyoten.pref.aichi.jp
URL:http://www.aichi-inst.jp/
用語 | 説明 |
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※1 あいちシンクロトロン光センター | (公財)科学技術交流財団が運営する、ナノテク分野の研究開発を支援する最先端の計測分析施設。平成25年3月に「知の拠点あいち」にオープンした。愛称:Aichi SR。産業利用を主目的としており、あいち産業科学技術総合センターが備える高度計測分析機器との相互利用を図ることにより、地域企業の技術的な課題解決を強力に支援する。 |
※2 ナノ | ナノは10億分の1を意味し、長さや量などの基本単位の接頭辞として使われる。例えばナノメートル(nm)とは、メートル(m)の10億分の1の長さである。原子や分子の配列をナノメートルスケールで制御することにより様々な機能性や特徴を発現させる加工技術は、ナノテクノロジーと呼ばれている。 |