金属加工CAE入門研修の参加者を募集します~鍛造(たんぞう)、鋳造(ちゅうぞう)シミュレーションを実際に体験できます~
AI、IoT、CAE※1、3Dデータなどのデジタル技術は産業に大きな変革をもたらしており、これらの技術の活用により、モノづくりの更なる効率化、高付加価値化が期待されています。その中でも、CAEを用いたシミュレーション技術は、各種加工現象をコンピューター上で模擬できるため、モノづくりの現場において、開発期間の短縮や品質向上、コスト低減を達成するための重要なツールとして利用されています。
この度、あいち産業科学技術総合センター産業技術センター(刈谷市)では、金属加工のうち、鍛造※2と鋳造※3を対象にCAEソフトウェアを実際に操作して、解析プロセスを体験できる研修を開催します。
参加費は無料です。CAEについて学びたい、今後CAEの導入を検討している等、CAEに興味のある皆様の参加をお待ちしています。
(鍛造) (鋳造)
CAEを利用した金属加工シミュレーション例
1 日時・内容
日時 | 内容・講師 |
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2021年 2月15日(月曜日) 午前10時から午後4時まで | (内容) ・鍛造CAEの機能と活用事例の紹介 ・自社製品を用いた鍛造解析体験 等 ・使用ソフト:DEFORM (講師) 株式会社ヤマナカゴーキン 価値創造技術部 今橋 智則 (いまはし とものり) 氏 |
2月16日(火曜日) 午前10時から午後4時まで |
※受付:各日午前9時30分から開始します。
日時 | 内容 |
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2021年 2月25日(木曜日) 午後1時30分から午後4時30分まで | (内容) ・鋳造CAEの機能と活用事例の紹介 ・CAE基本操作方法、湯流れ、凝固解析体験 等 ・使用ソフト:ADSTEFAN (講師) 株式会社日立産業制御ソリューションズ 産業営業第一部 谷本 雅俊 (たにもと まさとし) 氏 |
2月26日(金曜日) 午前10時から午後4時まで |
※受付:25日(木曜日)は午後1時から、26日(金曜日)は午前9時30分から開始します。
2 会場
あいち産業科学技術総合センター産業技術センター 1階 CAD/CAM研修室
所在地:刈谷市恩田町1丁目157番地1
電話:0566-24-1841
3 対象者
・CAEの導入を検討している県内企業の実務担当者(計画部署の責任者等を含む)
・鍛造編もしくは鋳造編それぞれ2日間ともに参加可能な方
4 参加費
無料
5 定員
各5名
※鍛造編、鋳造編それぞれで参加者を受け付けます。両方の講座への申込みも可能ですが、申込者多数の場合、県内中小企業を優先する等、参加者を調整させていただく場合があります。
※参加者調整の結果、御参加いただけない場合は、あいち産業科学技術総合センター産業技術センターから、電話又は電子メールで連絡します。
6 申込方法
参加申込書に必要事項を御記入の上、FAX又は電子メールで「9 申込み・問合せ先」までお申込みください。
7 申込期限
2021年2月10日(水曜日)(必着)
※申込書受領後、あいち産業科学技術総合センター産業技術センターから、電話又は電子メールで受領した旨の連絡をします。連絡がない場合は、恐れ入りますが「9 申込み・問合せ先」まで御連絡ください。
8 共催
あいち産業科学技術総合センター産業技術センター、愛知工研協会
9 申込み・問合せ先
あいち産業科学技術総合センター産業技術センター
金属材料室 津本、永縄、古澤
〒448-0013 刈谷市恩田町1丁目157番地1
電話:0566-24-1841 FAX:0566-22-8033
メール:2020kinzoku_cae@aichi-inst.jp
10 新型コロナウイルス感染症への対応
以下の点に御留意ください。
- 発熱等(37.5℃以上)の症状がある方又は体調が優れない方は、出席をお控えください。なお、当日会場にて明らかに体調不良等と認められる場合には、出席をお断りする場合があります。(会場入口で検温を行います。)
- 手洗いやマスク着用に御協力をお願いします。また、会場入口に手指の消毒液を設置しますので、手指の消毒をお願いします。会場は定期的に換気します。
- 新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、開催の内容変更や中止とすることもありますので、あらかじめ御了承ください。
用語 | 説明 |
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※1 CAE | Computer Aided Engineeringの略。コンピューターを活用して仮想的に実験や試作を行い、製品の性能予測や生産性の検討などを行うツール。 |
※2 鍛造 | 工具(一般的には金型)を用いて固体材料の一部または全体を圧縮または打撃することによって、成形を行なう加工法。自動車のホイールやギヤ等の成形に利用されている。 |
※3 鋳造 | 鉄、アルミニウム、銅などの材料を高温で溶かして液体にした後、型に流し込み、冷やして固めることで目的の形状を製作する加工法。形状の自由度が高いため、古くは仏像、現在でも自動車部品等に広く利用されている。 |