本文
ため池ってなに?
主として、田畑の農作物へ水を引く、かんがい用に雨水を貯める池のことです。この地方では、以前は雨池ともいいました。
用語解説
- 受益:ため池によってかんがいされる水田・畑地等の農地
- 流域:地形上、池に降水が集まる範囲
- 堤体:基礎地盤上に盛土された、ため池の本体
- 堤高:堤防の高さ
- 洪水吐:大雨時の洪水量を安全に流下させる施設
- 取水施設:水田・畑地等にかんがいするため、池から取水する施設(斜樋、取水塔)
- 斜樋:池の水を取水するための堤体法面(斜面)に設置する施設、古くは、いり・いる、揺(ゆる)
- 取水塔:池の水を取水するため池の中に設置する施設、竪樋
- 底樋:斜樋または取水塔からの取水を堤外に導水する施設で、土砂吐ゲートを設置する
- 満水位:水を貯める最高水位、常時満水位、FWL(full water level)
- 洪水位:設計洪水流量の流水が余水吐を流下するときの越流水深を加えた水位、HWL(high water level)
- 刃金土:池の止水のため、堤体に使用する水を通しにくい粘性の土
- 重ねため池:重複する流域、受益をもつ隣り合った池
- 皿池:平地の周囲に堤防を築いた池
- 愛知用水関連ため池:愛知用水の受益地をもつ池
- 愛知用水連絡ため池:愛知用水の支線水路から補給水を流入させている池
- 愛知用水不連絡ため池:愛知用水から池を経由せずに直接農地に給水している受益をもつ池

問合せ
愛知県 知多農林水産事務所 建設課
電話:0569-21-8111(代表)
E-mail: chita-nourin@pref.aichi.lg.jp