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第9回「愛知県茶会」を開催します
第9回「愛知県茶会」を開催します
前回の茶会の様子
愛知県は、抹茶の原料となるてん茶の全国有数の産地であり、古くから茶道文化の盛んな地域です。
そこで、本県では、お茶の消費拡大とお茶文化の振興を図るため、大村知事が席主となり、2012年から毎年度「愛知県茶会」を開催しており、今回が9回目となります。
1 開催趣旨
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、抹茶を点てて客をもてなす場である茶会等が自粛され、茶道界はもとより茶の生産者、販売業者等に大きな影響を及ぼしています。
こうした中、今回は、茶道界等の協力を得て、新型コロナウイルス感染症対策を徹底するなど、新たな生活様式に対応した茶会を提案し、茶文化の継承・発展とお茶の需要拡大につなげることを目的として開催します。
2 茶会概要
開催日時: 2021年3月20日(土・祝)午前10時から午後2時30分まで
会 場 : 愛知県公館の庭園(悪天候時は公館1階ラウンジ)
参 加 者: 市町村長始め茶の普及・利用に取り組む関係者など約130名
テ ー マ : 希望の光
主 催 : 愛知県
開催協力 : 表千家同門会(おもてせんけどうもんかい) 愛知県支部 特別参与 野口裕記宗匠(のぐちひろきそうしょう)
3 茶席の内容
茶席は、知事が席主(ホスト役)を務め、1席30分程度で午前4席、午後3席の合計7席とします。
参加者は、1席あたり約20名とし、席ごとに総入れ替えし、密を避けて開催します。
(午前の部) (午後の部)
第1席 10時00分~10時30分 第5席 13時00分~13時30分
第2席 10時30分~11時00分 第6席 13時30分~14時00分
第3席 11時00分~11時30分 第7席 14時00分~14時30分
第4席 11時30分~12時00分
使用する抹茶: 豊田産「瑞雲(ずいうん)の昔(むかし)」碧園(へきえん)詰(豊田市)
抹茶特有の、まろやかな旨みとふくよかな香りを濃く持ち合せた極上のお抹茶です。
使用する水 : 「深山(みやま)のしずく」(豊根村)
天竜川の水源地である豊根村の地下30メートルから湧き出る良質な水です。
お 菓 子 : 「うららか」ふくや製(一宮市)
のどかな春の景色を赤・緑・紫の三色で表した生菓子です。
使用する茶碗: 野口宗匠に御用意いただく茶碗のほか、瀬戸陶芸協会、常滑陶芸作家協会の加盟作家の茶碗を使用します。
4 感染症対策
以下の感染症対策を講じて茶会を実施します。
・参加者人数を例年の半数程度に減らし、参加者間の距離を十分保ちます。
・参加者の動線を一方通行とし、密を回避します。
・待合場所の換気を行い、加湿空気清浄機を設置します。
・参加者、スタッフともに体温検査を実施します。
・参加者には、茶席内でも、飲食時以外はマスクを着用いただきます。
・参加者には、会場入館時、茶席入席時に手指消毒を実施いただきます。
・スタッフは適宜手指消毒を行い、マスク・手袋等を着用します。
・使用した茶碗、銘々皿は、その都度、流水洗浄したうえで、80℃以上の熱湯に10分間つけ置きし、消毒をします。
・拭き上げ等は茶碗ごとに布巾を交換します。
・茶席終了ごとに、スタッフが椅子を始め周辺の消毒をします。
5 その他
・「あいちの茶」の産地紹介パネル等を展示します。
・悪天候時は会場が狭くなるため、三脚での撮影は御遠慮いただく場合があります。
問合せ
愛知県農業水産局農政部園芸農産課
特用作物グループ
担当:車田、山田
電話:052-954-6416