本文
西尾市の麦生産者が、令和2年度農林水産祭における内閣総理大臣賞を受賞することが決定しました
農林水産省、西尾市同時

西尾市の麦生産者が、令和2年度農林水産祭における内閣総理大臣賞を受賞することが決定しました
本日、令和2年度農林水産祭における農林水産業者・団体の最高の栄誉である天皇杯等三賞の受賞者が決定し、愛知県が推薦した麦生産者の内田修二(うちだしゅうじ)氏・内田聖子(うちだせいこ)氏(西尾市)が農産・蚕糸部門の内閣総理大臣賞を受賞しましたので、下記のとおりお知らせします。
なお、表彰式は11月23日(月祝)に開催される農林水産祭式典で行われます。
1 受賞の内容
(1)受賞者
内田修二(うちだしゅうじ)氏・内田聖子(うちだせいこ)氏
(2)部門・賞
農産・蚕糸部門 内閣総理大臣賞
(3)出品財
経営(麦類)
(4)選賞資格を得た行事・賞
令和元年度全国麦作共励会(2019年12月開催)・農林水産大臣賞
(5)経営概要及び受賞の理由
受賞者夫婦は水稲45ha、小麦36ha、大豆34haを作付けする水田農業者である。高性能農業機械の導入等により効率的かつ丁寧な農作業を実施し、本県開発の小麦「きぬあかり」の10aあたり収量が702kgと県平均を大幅に上回ったこと等が評価された。
(1)名称
農林水産祭式典
(2)日程
2020年11月23日(月・祝)
(3)場所
明治神宮会館(東京都渋谷区代々木神園町1-1)
【参考1】 農林水産祭について
1 趣旨
国民の農林水産業と食に関する認識を深め、農林水産業者の技術改善及び経営発展意欲の高揚を図る。
2 主催
農林水産省、公益財団法人日本農林漁業振興会
3 内容
(1)「農林水産祭式典」(表彰式典)
日時:2020年11月23日(月・祝) 場所:明治神宮会館
(2)「実りのフェスティバル」(受賞者の技術・経営等の紹介) ※本年は中止
4 選賞内容
(1)選賞部門等
7部門(農産・蚕糸、園芸、畜産、林産、水産、多角化経営、むらづくり)及び女性の活躍
(2)選賞資格
過去1年間に農林水産祭参加表彰行事において農林水産大臣賞を受賞した者
(3)三賞の内容等
賞 名 |
7部門 |
女性の活躍* |
合 計 |
---|---|---|---|
天 皇 杯 |
各部門1点、計7点 |
- |
7点 |
内 閣 総 理 大 臣 賞 |
各部門1点、計7点 |
1点 |
8点 |
日本農林漁業振興会会長賞 |
各部門1点、計7点 |
1点 |
8点 |
*女性の活躍が著しい2点に対して、内閣総理大臣賞、日本農林漁業振興会会長賞を授与。
5 愛知県内農業者の過去3年の受賞実績 (平成29年度は受賞者なし)
(1)令和元年度
ア 稲吉克仁(いなよしかつひと)氏・稲吉幹子(いなよしみきこ)氏
部門・賞:畜産・内閣総理大臣賞 出品財:経営(養豚)
(2)平成30年度
ア JA豊橋トマト部会
部門・賞:園芸・天皇杯 出品財:経営(トマト)
イ 二村誓也(にむらちかや)氏
部門・賞:農産・蚕糸・日本農林漁業振興会会長賞 出品財:経営(麦類)
【参考2】 本県の小麦生産について
西三河地域を中心に水稲の裏作として水田で、約5,500haで栽培されています。県内の約8割で栽培される「きぬあかり」は、収量性の良い日本麺用小麦品種です。残り約2割で栽培される「ゆめあかり」は、パン・中華麺用小麦品種です。
2018年、2019年産とも小麦の10aあたり収量は全国第1位になりました。