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アセットマネジメントの取り組み

ISO55001認証を更新しました

 愛知県は流域下水道の指定管理者である公益財団法人愛知水と緑の公社(以下、「公社」という。)と協同で、流域下水道の管理運営事業においてISO55001の認証を平成27年3月24日に取得し、平成29年度の更新審査により認証を更新しました。
 この取組は、国土交通省の『下水道分野におけるISO55001試行認証支援』の対象団体に愛知県が選定されたもので、県内にある11の流域下水道のうち五条川左岸、新川東部及び新川西部の3流域下水道の処理場施設等の管理運営事業を対象にISO55001の規格に準拠し、愛知県と公社が一体となってアセットマネジメントシステムを構築しました。
 平成28年度からは、適用範囲を全11流域下水道に拡大し、アセットマネジメントの取り組みを進めています。
 全国の自治体では、平成26年度に仙台市が全国で初めて認証取得し、愛知県の認証が自治体としては2例目です。 

1.ISO55001(JIS Q 55001)とは

 ISO55001とは、2014年1月に規格化されたアセットマネジメントシステムの国際規格です。
 社会インフラ分野において、「資金、人材、情報などのマネジメントを含めて、計画的かつ効率的な施設管理を行い、求められる社会インフラ機能を継続的に発揮していくために必要な要求事項」がまとめられています。

2.アセットマネジメントシステムとは

 アセットマネジメントは、持続可能な事業の実施を図るために明確な目標を定め、事業に関わる資産の状況を客観的に把握・評価し、中長期的に予測しながら計画的かつ効率的に管理する活動を指します。
 アセットマネジメントを行ううえで必要なPDCAサイクルの構築と、それをうまく回転させるための仕組みや組織体制全体のことを、アセットマネジメントシステムといいます。

3.愛知県流域下水道アセットマネジメントシステムの概要

(1) 認証対象組織、適用対象範囲

◇認証対象範囲(アセットマネジメントシステムの適用対象範囲とし、審査機関による認証継続の対象となる範囲)

下表の3流域下水道の処理場及び計測点施設

流域下水道名 五条川左岸流域下水道 新川東部流域下水道 新川西部流域下水道
 処理場所在地 小牧市新小木四丁目
地内
 北名古屋市九之坪鴨田地内 清須市西枇杷島町芳野三丁目地内
 現有汚水処理能力
[m3/日最大]
91,20013,3904,000
 供用年月日昭和62年4月平成20年3月平成25年3月

 

◇適用対象範囲(アセットマネジメントシステムの適用対象範囲とするが、認証継続の対象としない範囲)(H28から追加)

下表の8流域下水道の処理場及び計測点施設

流域下水道名 豊川流域下水道 境川流域下水道 衣浦西部流域下水道矢作川流域下水道
 処理場所在地 豊橋市新西浜町地内 刈谷市衣崎町二丁目地内 半田市川崎町四丁目地内西尾市港町地内
 現有汚水処理能力
[m3/日最大]
100,000186,20084,600263,800
 供用年月日昭和55年12月平成元年4月平成3年4月平成4年4月

 

 

流域下水道名 衣浦東部流域下水道 日光川上流流域下水道 五条川右岸流域下水道日光川下流流域下水道
 処理場所在地 碧南市港南町二丁目地内 稲沢市儀長一丁目地内 岩倉市北島町権現山地内弥富市上野町地内
 現有汚水処理能力
[m3/日最大]
31,10068,60030,00024,100
 供用年月日平成8年4月平成12年4月平成13年4月

平成22年3月

 

(2) 認証対象組織、適用対象組織

◇認証対象組織(アセットマネジメントシステムの適用対象組織とし、審査機関による認証継続の対象となる組織)
・ 愛知県 : 建設局下水道課及び尾張建設事務所尾張流域下水道出張所
・ 公 社 : 下水道部管理課及び五条川左岸・新川東部・新川西部事業所

◇適用対象組織(アセットマネジメントシステムの適用対象組織とするが、認証継続の対象としない組織)(H28から追加)
・ 公 社 : 豊川事業所、境川・衣浦西部事業所、矢作川・衣浦東部事業所、日光川上流・五条川右岸・日光川下流事業所

(3) アセットマネジメントシステム構築内容

・ISO55001の要求事項に従って、県、公社の管理運営業務を整理し、「愛知県流域下水道アセットマネジメントマニュアル」を整備しました。
・建設局長をトップマネジメントとして「アセットマネジメント方針」を策定しました。
・アセットマネジメント方針に基づき業務改善活動に対する目標指標を定め、その達成度を明確にして事業を推進しました。
・ISOの要求事項に従い内部監査やマネジメントレビュー等、アセットマネジメントが効果的に導入され、維持されていることを確認し、PDCAサイクルを回す仕組みを構築しました。

4.アセットマネジメント方針

 流域下水道を適切に管理し、快適な水環境を創造するため、アセットマネジメント方針を定めました。このアセットマネジメント方針に基づき、具体的な目標指標を定めて目標管理するとともに、継続的に見直しを図り業務改善につなげていきます。

 

【アセットマネジメント方針】

1 関連する法令及び基準を遵守します。

2 流入水量の伸びの鈍化や施設の老朽化を踏まえつつ、コストの平準化・抑制を図り流域下水道施設を適切に維持管理します。

3 効率的な事業推進のため、流域下水道事業に対する各種指標を設定し、その達成度を明確にします。

4 地震や集中豪雨などの災害時にも流域下水道の機能を確保するための取組を実施・継続します。

5 アセットマネジメントシステムの継続的な改善を目指す組織体制を維持します。