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水環境について

川や海の水質状況

 川や海の水質については、水質汚濁の代表的な指標であるBOD、COD、全窒素、全リンなどの環境基準が定められています。
 2018年度の河川の環境基準の達成率は、BODで98%となっています。(愛知県環境局調べ)
 下水道の整備が進むにつれて河川の水質は少しずつ改善されています。

河川の環境基準達成率
 

 外海と水の交換がされにくい閉鎖性水域である伊勢湾や三河湾は、水質改善が進みにくい特徴があります。
 2018年度の海域の環境基準の達成率は、CODで55%、全窒素83%、全リンは100%となっています。(愛知県環境局調べ)
 長期的な推移をみるとCODは概ね横ばい、全窒素及び全リンは改善傾向となっています。

海域の環境基準達成率

用語解説

  • BOD(生物化学的酸素要求量)
    水中の汚濁物質(主として有機物)が微生物によって酸化分解されるときに必要とされる酸素量で、河川の汚濁を表す代表的指標です。値が大きいほど汚濁の度合いが著しいことを表します。
  • COD(科学的酸素要求量)
    水中の汚濁物質(主として有機物)を酸化剤で科学的に酸化するときに消費される酸素量で、海域や湖沼の汚濁を表す代表的指標です。値が大きいほど汚濁の度合いが著しいことを表します。
  • 全窒素
    水中の栄養塩類として閉鎖性水域の富栄養化の原因となる物質の一つです。生活排水、工場排水などにより供給され、過剰な栄養塩類は、藻類などの植物プランクトンの著しい増殖による赤潮やアオコ、苦潮(青潮)の発生の原因となります。
  • 全リン
    窒素とともに、水中の栄養塩類として閉鎖性水域の富栄養化の原因となる物質の一つです。生活排水、工場排水などにより供給され、過剰な栄養塩類は、藻類などの植物プランクトンの著しい増殖による赤潮やアオコ、苦潮(青潮)の発生の原因となります。
  • 下水道普及率(下水道処理人口普及率)
    行政人口に対して、下水道を利用できる人口の割合を示す指標であり、以下の式で計算されます。
    下水道普及率(下水道処理人口普及率)(%)=下水道処理区域内人口/行政人口(住民基本台帳人口)×100

身近な水環境の回復事例

流域下水道の整備により身近な水環境が回復した事例を紹介します。
下表の地点名をクリックすると、関連の建設事務所のページに移動します。
 

水環境の回復事例
流域下水道河川地点
境川猿渡川三ツ又橋
衣浦西部阿久比川半田大橋
十ヶ川新橋
衣浦東部稗田川稗田橋
豊川佐奈川柳橋
白川新白川橋
音羽川剣橋
江川東海道線下
五条川左岸五条川待合橋
日光川上流日光川大正橋
五条川右岸五条川伝法寺橋

川や海の汚れの原因

 川や海などの水の汚れの原因としては、工場などからの産業排水や畜産などからの排水のほかに、台所や風呂・トイレなど日常生活の営みから出される生活排水があります。
 伊勢湾や三河湾は外海と水の交換がされにくい閉鎖性水域となっており、汚濁負荷流入による水質の悪化やそれにともなう赤潮、苦潮(青潮)の発生は、1980年頃をピークに減少傾向にありますが、依然として発生しています。
 汚濁負荷量の削減を図るためには、工場・事業場排水はもとより、汚濁負荷割合の大きい生活排水を適正かつ効率的に処理することが必要です。

三河湾に発生した赤潮の様子
三河湾に発生した赤潮の様子(愛知県水産試験場提供)

家庭排水が水路に流される様子   家庭排水 
     家庭排水が水路に流される様子                  家庭排水
 

生活排水の汚れの程度

 普段の生活の中でなにげなく流しているものが、川や海をこんなに汚しています。

●魚がすめる水質:BODが5mg/ℓ以下
●浴槽1杯:300ℓ
出典:環境省「生活排水読本」
これを流すと・・・水がこれだけ汚れる
BOD(g)
魚がすめる水質まで
薄めるのに必要な水の量
天ぷら油 使用済み(20ml)30浴槽 20杯分
牛乳 コップ1杯(200ml)16浴槽 11杯分
ビール コップ1杯(180ml)15浴槽 10杯分
みそ汁(じゃがいも) お椀1杯(180ml)7浴槽 4.7杯分
米のとぎ汁(1回目) (500ml)6浴槽 4杯分
煮物汁(肉じゃが) 鉢(100ml)5浴槽 3.3杯分
中濃ソース 大さじ1杯(15ml)2浴槽 1.3杯分
シャンプー 1回分(4.5ml)1浴槽 0.67杯分
台所用洗剤 1回分(4.5ml)1浴槽 0.67杯分

各家庭でできること

台所

  • 食事や飲み物は必要な分だけつくり、飲み物は飲み切れる分だけ注ぎましょう。
  • 食器を洗う前に、油汚れなどはふき取りましょう。
  • 食器を洗う時は、洗剤は適量を使いましょう。
  • 水切り袋や三角コーナーを利用して、調理くずや食べ残しを流さないようにしましょう。
  • 残った油は継ぎ足して使うなど、できるだけ捨てないようにしましょう。やむをえず捨てる場合は、新聞紙などに吸わせて捨てましょう。
  • お米のとぎ汁は、植木の水やりに使いましょう。養分を含んでいるので、より肥料になります。

お風呂

  • 髪の毛が流れてしまわないように、排水口に目の細かいネットを張るなどしましょう。
  • シャンプー・リンスは、適量を使いましょう。
  • お風呂の残り湯は、洗濯に使いましょう。(衛生上、すすぎ水は水道水で)

洗濯

  • 洗剤は、適量を使いましょう。

トイレ

  • トイレは使用後にこまめに掃除をしましょう。洗剤を使う回数が少なくてすみます。