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下水道に関するよくある質問

下水道を使用するには?

Q1.下水道に関する質問はどこに聞けばいいですか?

下水道の整備は県と市町村とで行っているものと、市町村が単独で行っているものとがあります。
県が浄化センターを作り、複数の市町村の汚水を集めて処理するものを流域下水道といい、市町村が単独で処理を行っているものを単独公共下水道といいます。
流域下水道の場合でも、ご家庭と下水道管を繋げるための整備は各市町村で行っています。そのためお住まいの市町村の下水道に関するご質問は、まずは市町村の下水道担当課にお尋ね下さい。流域下水道に関するご質問は県にお尋ね下さい。

愛知県内の市町村へのリンクページを参照

Q2.私の家は下水道が使用できますか?

市町村は下水道が使用できる地域を広報やホームページなどでお知らせしています。
詳しくはお住まいの市町村の下水道担当課にお尋ね下さい。

Q3.いつごろから下水道が使用できますか?

市町村は下水道の整備が完了し、下水が流せるようになった地域を広報やホームページなどでお知らせしています。また新しく下水道が使用できるようになる地域の方を対象に、事前に説明会を開催している市町村が多いようです。
詳しくはお住まいの市町村の下水道担当課にお尋ね下さい。

Q4.下水道を使用するためにはどんなことをしなければなりませんか?

ご家庭の排水を下水道管に流すための設備を設置していただきます。
トイレや台所など汚水が出るところに排水器具を設置し、それらをご自宅の敷地内に設置する公共汚水ますに繋げて、市町村の下水道管と接続する工事を行います。
またくみとり便所をご使用のご家庭では水洗便所に改造して頂く必要があります。
工事が終わりましたら、お住まいの市町村に下水道使用開始の届出を出してください。
詳しくはお住まいの市町村の下水道担当課にお尋ね下さい。

Q5.下水道を使用するために費用はどれくらい必要ですか?

下水道を接続するための費用は配管距離や障害物などで変わるため、各家庭によって違います。またくみとり便所をご使用の場合は水洗便所に改造して頂く必要がありますので、そのための費用も必要になります。
詳しくは、各市町村が指定する排水設備工事店に見積を依頼して下さい。

Q6.下水道を使用するための費用に対して自治体からの支援はあるのですか?

市町村によっては、くみとり便所を水洗便所に改造する費用や、いらなくなった浄化槽を廃棄するための資金について、融資を斡旋する制度を設けています。
またいらなくなった浄化槽はご家庭の雨水を溜める施設に改良できますが、そのための資金の融資を斡旋する制度がある市町村もあります。
詳しくはお住まいの市町村の下水道担当課にお尋ね下さい。

Q7.接続工事とはどんなことをするのですか?

接続工事とは、ご家庭の排水設備と市町の下水道管を接続する工事です。
トイレや台所など汚水が出るところに排水管を繋げ、ご自宅の敷地に設置した公共汚水ますと接続し、市町村の汚水管と接続します。また雨どいなどからは雨水の排水管を繋げ、雨水ますに接続して市町村の雨水管と接続します。

Q8.受益者負担金とは何ですか?

下水道が整備されることによって、下水道が使えるようになった地域の方は、環境衛生が改善されたり、土地の資産価値 が上がるなどの利益を受けることになります。下水道の整備には多くのお金がかかりますが、これには整備されていない地域の方からの税金も含まれています。 下水道が整備された地域の方がそれによってさらに利益を受けることは公平ではありません。そこで住民の皆さんの公平をはかるために、そのような利益を受ける方(受益者)から、利益の範囲内で建設費の一部を負担して頂きます。これを受益者負担金といいます。
受益者負担金を徴収するか、どんな方にいくら負担して頂くかなど具体的な内容は市町村によって異なりますので、詳しくはお住まいの市町村にお尋ね下さい。

Q9.下水道の使用料金はいくらぐらいですか?

市町村ごとに異なりますので、お住まいの市町村にお尋ね下さい。

Q10.下水道の使用料金はどのように決められていますか?

基本料金+使用量に応じて加算されます。上水道を利用している場合は、水道の利用量=下水道の使用量として計算されます。水道料金と一緒にお支払い頂くようになっている市町村が多いようです。

Q11.下水道を使用する時に注意事項は?

台所では

下水道管が詰まる原因になるもの、例えば割り箸や野菜屑、油などを流さないで下さい。
また濃度の高い薬品は下水道管が痛む原因になりますので流さないで下さい。

風呂場では

髪の毛や石鹸の固まりは下水道管が詰まる原因になります。排水溝の髪の毛はこまめに取り除いて下さい。

トイレでは

水に溶けるトイレットペーパー以外の紙類は下水道管が詰まる原因になりますので流さないで下さい。

下水道のしくみは?

Q1.下水道はどのようなものですか?

下水道の目的は、大きく二つに分けられます。一つめは、家庭やレストラン、お店などから発生する汚水を下水処理場に集め、きれいに処理してから海や川に放流すること、二つめは、降った雨が町の中にたまらないよう川や海に排水することです。
 下水道の施設には、汚水を集めるための汚水管、汚水を処理するための下水処理場、雨水を排水するための雨水管雨水ポンプ場があります。

Q 2.下水道の管渠はどこにあるのですか?

下水道の管渠には汚水管と雨水管の二種類があります。これらの管渠は主に道路の下に埋められており、管渠が埋められているところには、一定の間隔ごとに管渠の点検用のマンホールが設置されています。
 マンホールは下水道用のものだけでなく、電気やガス、電話用など様々な種類がありますが、町の中のいたるところで見られますので探してみてください。
点検用マンホール

   道路に設けられた汚水管の点検用のマンホール

Q3.下水道が整備されるとどうなるのですか?

下水道の役割には汚水の処理雨水の排除の二つがあります。

汚水処理が整備された場合

・公衆衛生
 下水道が整備される以前のロンドン、パリなどの大都市では、産業革命以降、人々が都市に集中するようになると、し尿の処理に困り、し尿が道路や庭などに廃棄されていました。都市は深刻な不衛生状態となり、各地でペストやコレラなどの伝染病が流行しました。そのため、都市の中からし尿をすみやかに排除する ために下水道の整備を進め、伝染病を予防しました。
・生活環境の改善
 トイレの水洗化を進めることにより、悪臭がなくなり家の中が清潔で快適になります。また、ドブなどの悪水路をきれいに整備し、家庭排水や雨水をすみやかに排除することにより、悪臭、蚊やハエの発生が少なくなり、生活環境が改善されます。
・海や川などの水質保全
 全ての生物活動に欠かすことのできない水は、様々な現象の中で形を変えて地球上を循環しています。下水道は人間の日常生活動で汚れた水をきれいにして海や川に戻すことにより、それらの水質保全、水循環に大きな役割を担っています。

雨水排水が整備された場合

町の中から雨水が速やかに排水されるようになるため、浸水被害が軽減されます。近年は都市化により土地の雨水貯留・浸透量が低下し、短期間に多量の雨が流出する結果、都市機能に甚大な被害をもたらす都市型水害が頻発しています。
 平成12年9月11日から12日にかけて起こった東海豪雨では、多くの浸水被害が発生しました。大雨による浸水被害から街を守るためには、雨水をすみやかに排水すると共に、地下などに貯留・浸透させることが必要です。

Q4.どうやって汚水を集めるのですか?

家庭の中ではトイレやお風呂など様々なところから汚水が発生します。それらは家の中の排水設備を通って全て公共汚水ますに集められ、汚水管に流します。汚水管は町の中の汚水を効率的に集められるよう網目のように配置されています。
 汚水管は上流から次第に大きくなり、最初は直径が15センチメートルや20センチメートルぐらいもののが、処理場の近くにくると大きいものでは3メートル近くになる場合もありま す。また、管渠の埋められている深さも、最初は数十センチメートルでも最後には10メートル以上の深さになることもあります。下水処理場が遠くにあり、管渠が深くなりすぎ た場合、途中に中継ポンプ場を設けて地面の近くまでくみ上げることもあります。

Q5.どうやって汚水をきれいにするのですか?

汚水はまず、最初沈殿池において比較的重たい固形物(ゴミや髪の毛、砂など)を沈殿させます。その後、反応槽で汚水 中に含まれる汚れ成分(主に有機物)を微生物のエサとして食べさせることで汚れを取り除き、最終沈殿池で微生物を沈殿させてきれいな水とします。最後に、 薬品を混ぜて消毒して海や川へ放流します。
 微生物の機能を生かした水処理方法を活性汚泥法といいます。

Q6.たまった汚泥はどうするのですか?

水処理の過程で、微生物に水の汚れをエサとして食べさせると、それを栄養源に微生物が増殖します。増えすぎた微生物を少しずつ引き抜いたものや、最初沈殿池で沈殿させたものを汚泥といいます。汚泥は汚水を処理すれば毎日必ず発生します。
 汚泥はできるだけ水分を絞りとり、焼却や乾燥して減量化し、灰や乾燥汚泥を建設資材や肥料として利用するほか、そのままセメント原料として利用することができます。利用しきれない汚泥は、産業廃棄物として処分していますが、できるだけ処分量を減らしていくことが下水道の課題です。

Q7.降った雨はどこに行くのですか?

降った雨は道路にある側溝などを通って雨水管に集められます。雨水管から海や河川に排水されますが、雨水管の水位よりも排水先の海や河川の水位の方が高いことがよくあります。その場合、排水ポンプ場を設置し、一度くみ上げてから強制的に排水します。
 また、河川に排水する場合、あまりにも多くの雨水を一度に排水すると堤防からあふれたりする危険性があるため、排水量に制限が設けられます。そのため、雨水管の途中などに排水量を調整するための貯留池を設けて、排水のピークをなだらかにすることがあります