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矢作川浄化センターの汚泥消化施設について

 愛知県では、下水汚泥のエネルギー利用に取り組んでいるところですが、矢作川浄化センターにおいて新たなエネルギー利用施設である「汚泥消化施設」が平成28年12月から運用を始めています。
 当施設は、愛知県が管理する下水道施設において初のエネルギー利用が可能な汚泥消化施設です。
 矢作川浄化センターでは、流入汚水を処理して発生する下水汚泥の大部分を焼却処分しています。
 この汚泥消化施設は、矢作川浄化センターで発生している下水汚泥を消化槽でメタン発酵して減容化するとともに、消化工程で得られたバイオガスを汚泥焼却炉の重油の代替燃料として利用しています。

施設概要

 事 業 費   2,523百万円
 工   期  平成25年10月から平成28年11月まで
 構   造  鋼板製消化槽
 容   量  5,800㎥
 関係市町  岡崎市、豊田市、安城市、西尾市、幸田町
鋼板製消化槽

汚泥消化施設の特徴

 ・下水汚泥中に含まれる有機分の約50%がガス化する事により、1日あたり約4,000㎥のバイオガスが発生します。
 ・このエネルギー利用により、汚泥焼却炉の重油使用量を年間約850kl削減し、CO2削減にもつながります。
 ・愛知県では、重油の代替燃料としてバイオガスを使用する取り組みについて、温室効果ガスの排出削減に資するとして、Jクレジット制度のプロジェクト申請を行い、平成31年2月に開催されたJクレジット制度認証委員会において、登録されました。※1
 ・鋼板製消化槽は国土交通省の平成23年度下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)※2の成果による技術であり、この技術を採用した事例は矢作川浄化センターが全国で初めてです。
登録証
※1 Jクレジット制度とは、省エネルギー機器の導入や森林経営などの取組による、CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度です。詳細については、下記ホームページを参照してください。
※2 B-DASHプロジェクトとは、国土交通省において新技術の研究開発及び実用化を加速することにより、下水道事業におけるコスト縮減や再生可能エネルギー創出等を実現し、水ビジネスの海外展開を支援するため実施している施策のことです。

問い合わせ

愛知県建設部下水道課 建設グループ、施設管理グループ
電話 052-954-6532,6463
E-mail: gesuido@pref.aichi.lg.jp