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【知事会見】県立夜間中学の追加設置及び外国にルーツのある生徒を対象とした中高一貫校の導入について

ページID:0454239 掲載日:2023年3月28日更新 印刷ページ表示

県立夜間中学の追加設置及び外国にルーツのある生徒を対象とした中高一貫校の導入について

 愛知県教育委員会では、これからの定時制・通信制教育のあり方をまとめた「愛知県 定時制・通信制教育アップデートプラン」及び県立高校への併設型中高一貫教育の導入についての基本的な考え方をまとめた「愛知県 中高一貫教育導入方針」を、2023年1月に策定・公表したところです(2023年1月16日(月曜日)発表済み。)。
 この「定時制・通信制アップデートプラン」では、「夜間中学」の設置について、豊橋工科高校に加え、「外国人が多く居住する名古屋市や尾張地区、西三河地区への設置を検討」するとしています。
 また、「中高一貫教育導入方針」では、「外国にルーツのある生徒を対象とした中高一貫校」の設置について、「西三河地区の外国人生徒選抜実施校を中心に検討」するとしています。
 1月の公表以降、地域や学校の状況を踏まえて検討した結果、以下のとおり進めていくこととしましたので、お知らせします。

1 県立夜間中学の追加設置(詳細は別紙1のとおり)

(1)検討経過
 外国人生徒や不登校経験者が多く在籍する地域において、夜間定時制を併設する高校への夜間中学の設置について、地元市教育委員会、学校関係者と意見交換を行った。
 その結果、西三河地区では豊田西高校、尾張地区では小牧高校及び一宮高校に夜間中学を設置することとした。
(2)設置場所・開校時期(太枠:今回追加)
表1
※名古屋市内の設置については、現在、名古屋市において検討中

2 外国にルーツのある生徒を対象とした中高一貫校の導入(詳細は別紙2のとおり)

(1)検討経過
 外国にルーツのある生徒を対象とした中高一貫校について、西三河地区の外国人生徒選抜実施校(衣台(ころもだい)高校、安城南高校、豊田工科高校、知立高校)(※)を中心に検討した。この4校の中では、衣台高校が、外国人生徒選抜による入学者が最も多く、学校全体で日本語教育に力を入れている。
 そこで、衣台高校をモデル校として、まずは、日本語と母語による指導カリキュラムの開発を大学と共同して進め、その成果を踏まえて、地元市との連携型の中高一貫校を目指していく。
※外国人生徒選抜:外国籍をもち、小学校4年以上に編入した人、又は、入国後の在日期間が6年以上の人を対象とした高校入学者選抜。現在、12校で実施。
(2)導入候補校(連携型)
表2

3 今後の検討体制

(1)夜間中学
 学校ごとに、県・市教育委員会・学校の実務者によるワーキンググループを設置。
 具体的な内容を検討し、教育関係者による「県立高等学校再編将来構想具体化検討委員会」(※)で具体化を進めていく。
 また、外国にルーツのある子供たちや不登校の子供たちの支援を行っている関係団体、有識者の方々との意見交換も行いながら、子供たちのニーズにあった学校づくりを進めていく。
※「県立高等学校再編将来構想具体化検討委員会」:
 県立高等学校における、2030年代半ばを見据えた今後の魅力化・特色化、再編の将来的な取組の方向をまとめた「県立高等学校再編将来構想」の、取組の検証と更なる具体化について検討する教育関係者による委員会。
(2)外国にルーツのある生徒を対象とした中高一貫校
 豊田市及び衣台高校と、中高一貫教育の導入について、適宜検討を行い、教育関係者による「県立高等学校再編将来構想具体化検討委員会」で具体化を進めていく。
 また、外国にルーツのある子供たちへの支援を行っている関係団体、有識者の方々との意見交換も行いながら、子供たちのニーズにあった学校づくりを進めていく。
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