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平成29年度第2回愛知県幼児教育研究協議会の概要

平成29年度第2回愛知県幼児教育研究協議会を開催しました。

 本会は、本県の幼児教育に関する諸問題についての研究協議を行う協議会です。第2回の会議では、「生涯にわたる学びを支える幼児教育の在り方 ―幼児期における『学びに向かう力』の育成を通してー」の実践事例集案についての御意見と御助言を頂きました。その内容を報告します。

 

研究協議会の概要

日時:平成30年1月19日(金曜日)午後2時から午後4時まで

会場:愛知県自治センター603会議室

 

1 開会 

2 愛知県教育委員会挨拶(教育長)

3 会長・副会長挨拶

4 議事

【報告事項】

 平成29年度専門部会経過報告

   第1回 平成29年7月14日金曜日 

   第2回 平成29年9月15日金曜日

   第3回 平成29年11月24日金曜日

【協議事項】

 協議題「生涯にわたる学びを支える幼児教育の在り方―幼児期における『学びに向かう力』の育成を通して―」の実践事例集(案)について、意見交換しました。

○形式について

・ 非常に分かりやすくまとめていて、字が大きくて読みやすい。事例に男の子の事例ばかりが続いているように感じる。男の子ばかりでなくてもよいのではないか。

・ リーフレット理論編の中の左側の「自分の気持ちを調整する力」「粘り強く取り組んだり挑戦したりする力」「仲間と協調する力」につながっていくと読み取れた。

・ 「一緒に遊びながら保育者も遊び心を発揮して」というところは、とても大切であると思う。幼児の中に入って遊ぶことで、幼児の姿がより見え、幼児の気持ちになって遊べるということが、この事例を見ていると、とても分かりやすい。また、新人の先生方にも伝わりやすい表現になっている。

・ それぞれの事例に合ったカットが入っていると思うが、5歳児5月の事例のカットは、イメージが違うように思った。

・ 「環境の構成のポイント」「保育者の関わりのポイント」「家庭との連携を図る保護者へのアドバイス」とあり、保育者には分かりやすいと思う。保護者へのアドバイスも書いてあり、保護者にいかに教育と保育を可視化して伝えるというところにも視点がおかれているので、右側のページは保育をしていく上でとても参考になり、活用できると思った。

・ 保護者の立場から読むと、「5月にはこうしなければならない」と考えてしまうのではないかと思う。「5月」は記述しなくてもいいのではないか。

・ 字体、行間を統一した方がいい。

・ 各項目を見ていくと、文字がたくさん書いてあってどこがポイントか分かりにくい。字体を変え、キーワードやポイントとなる部分を強調するような形で書いたら分かりやすいと思う。

○3歳児 事例について

・ 5月の事例における保育者の関わりは、すごく急ぎ過ぎているのではないかと感じた。

・ 「環境の構成のポイント」「保育者の関わりのポイント」は、とても分かりやすい。「保護者へのアドバイス」という表題の方が分かりやすいのではないか。

・ A君が「うん」とうなずいたのは、保育者が一緒に遊んでくれたからだと思う。

・ 親が受け止めて共感したり、肯定的に受け止めたりしていくと、幼児は、自分はこれでいいんだと感じ、「自分の気持ちを調整する力」「粘り強く取り組んだり挑戦したりする力」「仲間と協調する力」の三つの力につながっていくのかと思う。

・ 育てたいことを事例に示しているが、幼児が保育者に従っているようなイメージになってしまってもいけないので検討していきたい。

・ 「貸す」という意味が本当に3歳で理解できるかと思った。どのように話をするかということが保育者の大切な援助だと思う。園では幼児の気持ちを受け止めるということを大切にしている。「そうなんだね。A君は貸したくなかったんだよね」ということをまず一番に保育者が言うのではないかと思う。「でもやりたいんだよね。どうする」「先生一緒に遊ぼうか。」「順番に貸してあげる」等、いくつかの提案をし、幼児の様子を見ながら結果を導くというやり方を園ではよくすると思う。事例では、やり取りが省略されているのではないか。やり取りの後に保育者が「後から貸してくれる」と言うのはいいのではないか。

・ 保育の現場では、幼児は思うようにいかなくて泣くが、どうにもならないことがある。そこに保育者がずっと寄り添い、「使いたいんだよね。でも駄目だよね」「残念だね。一緒の物があるかな」と探したり、なかったら「あっちへ行ってみようか」と、悲しい気持ちに寄り添ったりして、その心に付き合っていくことで、幼児は自分のことを思っていてくれると信頼感を抱いてくるのではないかと思う。

・ 保育現場では、大人が頭の中で考えているような急転直下の解決は余りなく、その間にいろいろなことが発生していて、そのような中で解決に向かうということがよくある。

・ 満3歳児からの入園が多いが、保育園や認定こども園では、乳児から進級してくる。幼稚園の3歳児入園とは違うので、いろいろな場面を想定して考えていかなければならない。 「学びに向かう力」というのは小学校以降でも使える言葉であると思う。小学校では調整する力はあるけれど挑戦心はないとか、中学校では挑戦する力はあっても協調する力はないなどそれぞれの課題がある。幼児期の段階でこういうことを体験させることが非常に大切であると感じた。幼児教育の中でこれらのことを体験させることが小学校以降につながっていくと思う。

○4歳児 事例について

・ 11月の事例における環境構成のポイントのところで、「4歳児は、仲のよい友達ができて、何でも同じようにしたくなる時期です。同じ物を持ちたがり、同じように動きたがり、同じような格好で遊びたがります」「いろいろな友達と同じ場で過ごすことが遊びの面白さを感じるためには必要です」とあるが、言い切っていいのかなと思った。4歳児は、イメージを共有することや、同じイメージをもつことはまだ難しいのではないか。

・ 保護者へのアドバイスに「大人が思うほど、幼児が執着しないことが多い」とあるが、大人が思うほどとひとくくりにしてよいか。文章表現の方法を検討してほしい。

・ 1月の事例における保育者の関わりのポイントで、「二つ以上の動作の協応ができるようになるこの時期には」とあるが、手をたたきながら足踏みをするということは3歳児でも行うので、検討してほしい。この時期は、友達への関心、興味やつながりが広がっていく時期であるので、友達がやっていると自分もやりたいという刺激を受け、友達と同じように跳べるようになりたいという気持ちが出てきていると思うので、そこを関わりのポイントで示すとよいか。

○5歳児 事例について

・ 5月の事例における保育者の関わりの「自分本位の飼い方から、その生き物にふさわしい飼い方に気付き飼育するようになります」というフレーズがとてもいいと思った。5歳の成長や興味・関心の向き方が、この言葉にすごく集約されている。

・ 1月の事例における保育者の関わりのポイントである「相手の話を聞くこと、話を聞いて自分はどう思うか考えること」は、とても大事なことと思う。聞くだけでなく、聞いてどう思うか自分の中でそしゃくして考えることは、5歳児として聞く力、考えを伝える力になり、それが小学校につながる伝え合う力になっていく。

・ ドッジボールをあきらめずに取り組むという姿が出ているので、粘り強く取り組む力も入れたい。

・ 1月の事例の「描き方をモデルとなって見せていく」とある。意味は分かるが、「モデル」という表現の仕方はどうなのかと思った。

・ 旧幼稚園教育要領には保育者の役割として、五つあってその一つにモデルになるという言葉がある。幼稚園教育要領の解説の中に書かれている。保育所保育指針には出てこない。見本という言い方ならどうか。

・ 「学びに向かう力」は、三つが絡み合って育っていくので、「学びに向かう力」を一つ選んでいると、読み手は、分からなくなってしまうのでないかと思った。

・ 「学びに向かう力」だけで、調整力等の三つの力はどのように載せたらいいか迷うところだが、「学びに向かう力」だけでもいいのかとも思う。

・ 点線の四角のカッコ書きで入っていた下のところは三つの力を入れておいて、その一番下に「学びに向かう力」で全部まとめてしまったらどうか。

・様々な御意見を頂いたので、事務局と検討した上で修正し、最終的には会長の方で確認するということでよろしいか。

5 連絡

6 閉会の挨拶(学習教育部長)

7 閉会

 

 

問合せ

愛知県 教育委員会事務局 義務教育課

E-mail: gimukyoiku@pref.aichi.lg.jp