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平成30年度第2回幼児教育研究協議会の概要

平成30年度第2回愛知県幼児教育研究協議会を開催しました。

 本会は、本県の幼児教育に関する諸問題についての研究協議を行う協議会です。第2回の会議では、幼児期の育ちを支える幼稚園・保育所・認定こども園と家庭との連携の在り方について ―「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を手掛かりにして― のリーフレット案についての御意見と御助言を頂きました。その内容を報告します。

 

研究協議会の概要

日時:平成31年1月18日(金曜日)午後2時から午後4時まで

会場:愛知県自治センター602会議

 

1 開会 

2 愛知県教育委員会挨拶(学習教育部長)

3 会長・副会長挨拶

4 議事

【報告事項】

 平成30年度専門部会経過報告

   第1回 平成30年7月13日金曜日 

   第2回 平成30年9月14日金曜日

   第3回 平成30年11月22日木曜日

【協議事項】

※ 質問は「〇」  回答は「→」  意見は「・」

 ■1ページ目について

・ リーフレットなので、1ページ目についてはインパクトを出したい。個別に指導するのではなく、いろいろな活動が絡み合ってこういった姿になってくるということを、短い言葉の中でも伝えることができたらよいと思う。

・ とてもよく出来上がっているが、保護者は一読しただけでは分からず、テキスト的な使い方になる。前回一番危惧したことは、10の姿が目標になってしまうのではないかということ。キーワードは、「子供が自ら育つ」ということだと思う。子供は大人が教えて育つのではなく、自ら内面に育つものをもっているということを、いかに引き出していくかが観点である。その意味では、「育ってほしい姿」となっているところがとても大事なことで、このリーフレットにおいては赤文字になっている。大人が育てたい姿ではなくて、「子供の遊びに潜む」という言葉がものすごく重要で、隠れていることを表現している。

・ 吹き出しのところは具体例で分かりやすかった。写真があるので、見やすいと思った。活字がたくさんあるが、この資料は見にくいとは感じなかった。理解しているかどうかは別の話だが、言葉がかみ砕いて書いてあるので分かりやすい資料だと感じた。

・ 事例の中の年齢表記が5歳児と書いてあり、年中なのか、年長なのかどちらなのかと思った。

・ 保育者、保護者両方に見てもらうという難しい課題であるが、全体的によくまとまっていると感じた。最初に「健康な心と体」はどれかと一つ一つ当てはめて事例を見た。このような見方をしてしまうのではないかと思った。ここで何が訴えたいのか、どこに目がいくのかということを考え、見せ方の工夫をした方がよい。1ページの事例の中で、「石けんを入れてもいい」のところが唐突に出てきており、よく分からなかった。

・ 「石けんを入れて」を「しばらくして」という言葉で置き換えた。この子供の中で泡などの別の遊びやふだんの生活の中で手を洗うなどの経験があって、こういう言葉が出てきた。

・ 幼稚園、保育園関係者は、日頃の遊びや展開されている周りの状況がイメージできる。以前の体験が、次の活動につながっていて、その関連の中で子供が気付いていく。一つ一つ、これがこれというのではなくて、いろいろな姿が関連して子供たちが気付いて育っていくということを表現することは難しいと思った。

・ 現場の人間なので、石けんの表記はイメージできたが、確かに分かりづらいかもしれない。

・ リーフレットは表紙が一番大事だと思うが、表紙は内容が凝縮されていて、「潜む」という言葉は、考えて入れたことが感じられた。どうしてこういうリーフレットを作り、何が大事なのかということが前面にあって、その後に、総合的なことが書かれている。

■2、3ページ目について

・ 2、3ページの幼児の姿、写真、解説部分はどうか。幼稚園教育要領や保育指針等では非常に長い文章で、どれが本質なのか途中で分かりにくいので、ここでは要素を示しているがいかがか。

・ 発達の捉え方が、学校教育と違う。保護者の方の中には、目に見えて知っているということが大事にされる傾向があるが、このリーフレットはプロセスが大事であり、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」に向かっていく幼児の姿がより明確に分かるように、要素を示してある。 

・ このページもよくまとまっている。ページ中央の部分がとても大切だと思う。ポイント事項は、書体を変えて工夫されているが、白黒コピーすると分かりづらくなるので、中央部分を大きくして配置を工夫するとよいと思った。

・ 何を一番強調して示したいかということであるが、中央の部分の意味が間違って捉えられてしまうと違う方向にいってしまう。

〇 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」は、小学校教育の基になっていく。これが小学校教育につながっていくということをどこかに書くとよいかと思うが、それを書くと、育てなくてはいけないと受け取ってしまうかもしれない。そのあたりは、どうか。

→ 表紙には、「小学校教育及びその後の教育へとつながる幼児期に育みたい資質・能力の具体的な姿」とあり、その姿を捉えていくことの大切さを伝えたい。

・ 4ページ「保護者の方へ」のところにも書いてはあるが、この10の姿が直接、小学校教育に関わっていることは書かれていない。これを書いてしまうことで教科のように捉えられても困る。

・ 小学校の学習指導要領の中にも、「遊びを通して育まれてきたことが、教科等の特質に応じた学びにつながるように」と書かれている。そこは、幼、保、小が共通理解すべき非常に大事なことだと思う。

・ 「幼児期の終わりまでに育てたい姿」というのは、保育者や教諭など、子供に関わる人の中に潜在的イメージとしてあって、子供の姿に合わせてそれを随時拾い出したり、10に分けて大切にしたりしているものではない。その意味では、今回のリーフレットは、保護者にも向けてということなので、その部分はあえて薄くしてもよいのではないか。

・ 子供たちが遊んでいる姿を「楽しそう」と見るだけでは不十分なので、何が育っているのか、学びとなっているのかということを深く理解できるような視点としてこのリーフレットが示してあり、大事なところだと思う。

〇 このリーフレットは、どのように配られるのか。

→ 各園に配付する。保護者の方には、園から掲示や増し刷りなどしてもらうが、各園での対応となる。義務教育課のウェブページにも掲載する。

・ 小学校では、入学してきた1年生が、今では挨拶も上手にでき、掃除も自分たちでできる。勉強も頑張ろうという気持ちで入学してくるので有り難いと思う。保護者に是非、読んでもらいたい。

・ 早速自分の園の職員と共有して、保育改革のテキストにしたい。このようにまとめたものは余りないと思った。

■4ページ目について

・ 8月に愛知県教育委員会が主催した「平成30年度子育て・幼児教育に関する講演会」参加者の感想の抜粋であるということが書かれていると、出典が明らかになり、よいと思った。

・ レイアウトについて、どこから見てよいのか分かりづらかった。上から読んでいくので、写真からの吹き出しにするとよいのではないか。

・ 最初の案では、事例に続いて「保護者の方へ、園の方へ」と構成されていた。今後、レイアウトを見直していきたい。

〇 2、3ぺージの事例のタイトルは「これを見たらこの10の姿」というものがよいのではないかと思うが、タイトルをどうするかという話合いはあったのか。

→ 例を書いた専門委員の先生たちのセンスを大切にしている。子供の見つけた素敵なエピソードを、保育者が捉えた感性を生かしてまとめてある。

・ 保育の現場は子供のつぶやきを拾うことを大切にしている。事例の題名は、幼児のつぶやきを表記するところがある。 

・ 子供のつぶやきの中に潜んでいるものは何かということを見つけるのが、保育者の力である。紙面があれば、タイトルの下に副題がつけられるとよい。

・ たくさんの事例が集まったと聞いたので、1項目1事例の紹介ではなく、幾つかの事例があるとより理解が進むと思った。ホームページに集まった事例を載せると、理解が深まるのではないか。

・ 内容はとてもよいが、事例の中に年齢が書いてあると、目標の年齢だと思ってしまわないか。

・ 幼稚園や保育園では、遊びの中での学びを大切にしている。これだけ遊びの中で自然に子供たちの力が育っているので、育ってきたことを、幼保小の連携の中で、小学校の先生も勉強していかなければならない。

・ 保護者の視点からすると、これをしなくてはいけないと思ってしまう。これができていないと、小学校に行くことができないのかと思う。中央の部分を強調してもらうと、保護者は安心すると思う。また、「保護者の方へ」のところで「~しましょう」と書いてあると、やらなければいけないと思ってしまう。文末表現を変えると、やってみようという気持ちになる。

・ 御意見を伺い、「保護者の方へ」の表現を「子供の姿やつぶやきには、様々な学びと豊かな感性の芽生えがあります」というような表現にして、「子供のしていることを同じようにしてみる」というようなメッセージにして、お子さんの大事な育ちが見えますよという呼びかけにできるとよいと思った。

・ お母さんたちは子供を余り褒めないが、お母さんたちがこれを見て、「こういう子供たちって素敵だな」と思って、子供たちの成長を見てもらえるとうれしい。

・ 子供の言葉は、聞こうとしないと聞き逃してしまう。しかし、そこに大事なものが隠れている。

<議長まとめ>

・ たくさんの御意見を頂いて感謝申し上げたい。また、活用の仕方が楽しみなリーフレットであるという声もあった。最終の確認については、会長、副会長、事務局に一任していただき、報告書を仕上げていきたい。よい意見をたくさん頂き、ここで話しているだけでも学びがあったと感じる。

■次年度の協議題(取組)について

・ リーフレットができた翌年ということになるので、それに関連したものでもよいと思うがどうか。

・ 現場の保育の様子、潜んでいるようなことが現場の保育者に分かるような具体的な事例集があるとより理解が深まるのではないか。

・ 小学校との連携は、なかなか現実には進まない。具体的な事例集というのもよいが、幼児期に必要なこと、園の事例が小学校にどうつながっているのかということも入れるとよいと思った。

〇 事務局の考えはいかがか。

→ 今年度は、幼稚園教育要領等の改訂があり、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」「10の姿」を示すということがポイントになっていたので、次年度は、各園、保護者や小学校の先生方等が、更にこれをどう生かしていくのかということを考えていかなくてはいけないと思う。

<議長まとめ>

・ 今、事例集や、小学校との連携、接続に関する部分を入れていったらどうかという話が出たが、他にはどうか。(特に意見はなし)

・ この御意見を参考にさせていただいて来年度の協議題を事務局の方で検討していくということでよろしいか。

【委員了承】

5 連絡

6 閉会の挨拶(義務教育課長)

7 閉会

 

 

問合せ

愛知県 教育委員会事務局 義務教育課

E-mail: gimukyoiku@pref.aichi.lg.jp