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令和5年度愛知県学校安全優良校を表彰しました

ページID:0060314 掲載日:2024年3月14日更新 印刷ページ表示

令和5年度愛知県学校安全優良校を表彰

 学校安全の普及と向上に尽力し、多大な成果をあげた学校を「学校安全優良校」として表彰しました。
 書類審査、実地審査及び審査会の審査を経て、今年度は次の8校を表彰しました。
【令和5年度愛知県学校安全優良校】
・名古屋市立白金小学校
・一宮市立木曽川東小学校
・新城市立新城小学校  
・名古屋市立桜丘中学校
・長久手市立北中学校
・碧南市立西端中学校
・愛知県立岡崎商業高等学校
・愛知県立一宮特別支援学校

1 日時

 2024年2月2日 金曜日

2 表彰校の取組

(1) 名古屋市立白金小学校
 学区に冠水の恐れがある箇所があることから、津波及び浸水を想定した避難訓練を実施し、より実践的な訓練となるよう工夫している。防犯教育では警察署と連携して、不審者対応訓練を実施している。実際に110番通報をし、通信指令室からの指示で警察官が到着し不審者を取り押さえるなど、一連の流れを確認しながら訓練を実施している。安全管理では、PTAと協力して学区安全マップを作成している。また、大きな道路に囲まれていて通行車両が多いため、年に3回行われるPTAパトロールにおいて、標識やガードレール、歩道の状態を点検し補修に関する要望を警察署等の関係機関に依頼している。
取組の様子
(上)避難訓練
(左下)防犯教室(現職教育) (右下)防犯教室
(2) 一宮市立木曽川東小学校 
 防災教育は、「学校防災マニュアル」を作成して全職員の共通理解のもと、テーマやシチュエーションを変えて工夫しながら、より実効性のある避難訓練を実施している。危機管理マニュアルでは「学校安全」「重大事故防止」「体育器具・遊具の指導」「情報セキュリティー対策」などマニュアルを一元化したファイルが作成されており、各教室に置いて担任がいつでも手に取れるように工夫がされている。また、地域ボランティアや警察署、消防署と連携しながら、日頃から登下校の見守り、さらには講習会や避難訓練が着実に行われ、大きな事故もなく日頃の地道な取組の成果が表れている。安全管理については、廊下等に不要な物を置かず、衝突の恐れがある箇所はコーナーガードを取り付ける等、安全面の対策が施されている。
取組の様子
(左上)セルフディフェンス講座 (右上)交通安全指導
(左下)避難訓練 (右下)職員研修
(3) 新城市立新城小学校 
 「防災・防犯学習デー」を設定し、全校児童の縦割り班編成で防災・防犯に関する学習を行っている。また、不審者対応避難訓練を実施した際には、訓練に合わせて低学年では不審者への対応の基本を学ぶ防犯教室、高学年では不審者侵入時の連絡方法や対応方法を理解したうえで、訓練を振り返る話し合いを行っている。防災教育としては、避難訓練を年3回実施し、避難経路の確認、休み時間の訓練、予告なしでの訓練と内容を変えて、さらに校舎の倒壊を想定したり、児童が特別支援学級にいる場合を想定したりするなど、様々な状況を想定した避難訓練を実施している。安全管理としては、暑い時間帯の下校とならないように下校時刻を遅らせたり、日傘や冷感タオルを使用するよう促したり、積極的に暑さ対策を取り入れている。
取組の様子
(左上)避難訓練 (右上)しんしろ安心安全フェス
(左下)自転車教室(右下)低学年防犯教室
(4) 名古屋市立桜丘中学校
 キャリアナビゲーターを活用し、様々な分野の外部の専門家を講師として講演会や講習会を実施し、生徒の意識向上に努めている。防犯面では正門に電子錠を設置し、来校者を画像付きインターホンで確認する対策だけでなく、年度当初に防犯計画の確認を全職員で行い、さらに校内6箇所の防犯カメラを設置し、常に職員室で確認できるため、非常事態の早期発見に役立てている。また、小中学校の保護者や地域の代表者、警察、スクールカウンセラー、小学校教員により「中学校ブロックいじめ・問題行動防止対策連絡会議」を実施し、学校の様子や通学路等の様子について情報交換をしている。
取組の様子
(左上)交通事故防止講座 (右上)安全教育(保健室前の掲示)
(左下)防犯カメラビデオ(右下)防災講演会
(5) 長久手市立北中学校 
 防災避難訓練では、予告なしの訓練や活動場所に応じた避難場所の設定など、実施内容を毎年見直しながら繰り返し訓練を行っている。また、避難訓練の事前指導では、危険箇所について話し合わせたり、事後指導として振り返りを行ったりと様々な工夫をしている。安心・安全な学校生活を実現するために、昨年度より安全委員会を立ち上げ、生徒が主体となり、SDGsの視点から安全な学校生活や防災のためにできることを計画・実践している。今年度は安全な登下校を促す活動として、生徒が作成した動画を放送し全校生徒に呼び掛けるなどの活動を行った。また、教員研修として、毎年消防署の方を講師とした救命救急講習や、大塚製薬の方を講師とした熱中症対策講座等を実施し、学校安全に関わる各種研修を行っている。
取組の様子
(左上)生徒作成動画(右上)下校時呼びかけ運動
(左下)教員研修(HUG) (右下)教員研修(アレルギーシミュレーショ)
(6) 碧南市立西端中学校
 碧南市の防災課と連携をして防災教育を進めている。学校行事を活用した防災に関連するミュージカルを参観したりして生徒の防災意識を高めている。また、総合的な学習の時間においては、校舎内の様々な場所から避難する際に、どの経路で避難すると安全なのかをグループで考え発表するなどして、生徒が災害を自分事として考える取組を行っている。安全管理では、年6回のPTAによる地域防犯パトロールや、年1回の全保護者による学区パトロールを行うことで通学路の安全確認を行っている。また、登校時を除いて、門扉だけでなく昇降口を施錠している。生徒が授業等で運動場へ出る際は、職員室に開錠を申し出るというように、厳重な防犯対策を行っている。
取組の様子
(左上)学校防災設備調べ (右上)避難経路再考学習
(左下)防災倉庫見学 (右下)通学路点検
(7) 愛知県立岡崎商業高等学校
 セーフティ・プロモーション・スクール認定の基準を参考に、学校安全の見直し・計画・実践を計画している。危機管理マニュアルは、過去に起きた不審者侵入事件を自校に当てはめて見直しをしている。特に不審者対応マニュアルでは、教員の視点だけでなく、生徒目線での動きも想定して改訂に取り組んでいる。施設・設備の管理では、毎月の安全点検に加えて、生徒による施設点検やヒヤリハット調査を行うなど、生徒が感じる危険箇所の確認を行っている。交通安全教育では道路交通法についての確認テストを実施し、自転車ルールの理解度を高める取組を行っている。また、災害安全、交通安全、生活安全のそれぞれの分野の環境整備に取り組んでおり、生徒の積極的な参加を促しながら様々な対応訓練を行い、安全教育を実施している。
取組の様子
(左上)交通安全運動 (右上)不審者対応生徒体験
(左下)岡崎署と連携 (右下)災害安全教室
(8) 愛知県立一宮特別支援学校
 肢体不自由の特別支援学校であるため、児童生徒が安全に避難をするために、災害や不審者に対する職員の動きや素早い対応が行えるよう、様々な職員研修を実施している。マニュアルにおいても、現実的でなかったり、不安に感じたりした点を改善するため、訓練、反省、検討を繰り返し、できる限りの予測から考えた安全対策・安全管理を行っている。災害発生時には管理職以外の誰でも速やかに指示が出せる体制を整えるために、災害種別ごとの対応項目が記載された記入式フローチャートを作成している。このフローチャートは災害発生時に起こりうる場面も考えられているため、校外学習時やスクールバス乗車時などへの対応項目も作成しており、見落としがなく効率的に指示が出せるようになっている。
取組の様子
(左上)避難訓練(右上)車いすの降下訓練
(左下)不審者侵入時の対応訓練(右下)災害発生時の初期対応フローチャート

問合せ

愛知県教育委員会事務局 保健体育課安全グループ

電話:052-954-6829(ダイヤルイン)

FAX:052-954-6965

E-mail:hoken-taiiku@pref.aichi.lg.jp

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