ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 組織でさがす > 産業振興課次世代産業室 > 無人飛行ロボット社会実装推進事業の実施について

無人飛行ロボット社会実装推進事業の実施について

 愛知県では、内閣府の近未来技術等社会実装事業である「『産業首都あいち』が生み出す近未来技術集積・社会実装プロジェクト」の一つとして、今年度から「無人飛行ロボット社会実装推進事業」を行っています。

 このたび、無人飛行ロボット(ドローン)を活用し、山間部等における荷物輸送の社会実装に向けた実証実験を下記のとおり実施します。

1 事業実施体制

○実施事業者(事業委託)

名鉄グループドローン共同事業体
(代表者:名古屋鉄道株式会社、構成員:中日本航空株式会社)

○ 協力事業者

株式会社プロドローン(機体管理)、KDDI株式会社(通信監理)

○ 協力自治体

新城市、南知多町、豊田市

2 実証実験実施予定

  以下のとおり3地域において実施を予定しています。

(1)山間部過疎地域への配送(新城市)

実証地域

新城市(須長~作手田代)約4.5km 標高差約340m

実証テーマ

無人飛行ロボットによるAEDの輸送

実験内容

 山間部過疎地域にある集落で住民が倒れAEDが必要になった想定で、麓の市街地側から無人飛行ロボットによりAEDを輸送します。

 標高差(約340m)のあるルートにおいて、約4kmの距離を、飛行レベル3(無人地域での目視外飛行)想定でAED機材の輸送を行います。

検証課題

・所要時間やコストに関する有人輸送(自動車等)との比較検証

・標高差のある森林エリアを安全に飛行するための自動航行システムの設計・検証

・LTE通信を使用した航行管理に関する安全性の検証

 

(2)離島への配送(南知多町)

実証地域

南知多町(師崎港~篠島北部)3.5km

実証テーマ

無人飛行ロボットによる医療物資の輸送

実験内容

 離島で輸血が必要になった想定で、南知多町の港から無人飛行ロボットにより血液を想定した物資を輸送します。

 洋上において、3.5kmの距離を、飛行レベル3(無人地域での目視外飛行)想定で医療物資の輸送を行います。

検証課題

・所要時間やコストに関する有人輸送(フェリーや海上タクシー等)との比較検証

・洋上において無人飛行ロボットが陸上と同様の飛行が出来るかの検証

・洋上におけるLTE通信の通信状況並びに自動航行の安全性の検証

 

(3)廃線跡を利用した配送

実証地域

豊田市(東広瀬町神田~東広瀬町平地)0.8km

実証テーマ

無人飛行ロボットを活用した日用雑貨配送

実験内容

 名鉄三河線廃線跡(豊田市所有)の一部区間を無人飛行ロボットの専用空路に見立て、インターネットで購入した日用雑貨を配送します。

 GPSに加え、LTE通信を使用したリアルタイム映像を活用し、廃線跡追従飛行の実験を行います。

 受取人の本人確認、授受の確認、料金決済等への将来的な活用を見込み、交通系ICカード(manaca)を使用した荷物授受の試験を行います。

検証課題

・リアルタイム映像を活用した廃線跡追従飛行の検証

・交通系ICカードによる認証システムの検証

・LTE通信を使用した航行管理に関する安全性の検証

3 今後のスケジュール

2019年8月下旬   技術面でのルート検証後に飛行ルート確定

2019年9月~10月  各ルートでのテストフライト実施

2019年10月~12月 実証実験本番

※実証実験の日程は地元との調整により決定

※荒天の場合は中止となるため予備日を設定

※詳細が決まり次第改めてお知らせします

<参考>

【近未来技術等社会実装事業】

 2018年8月に内閣府より、愛知県として「産業首都あいち」が生み出す近未来技術集積・社会実装プロジェクトが、選定されました。具体的な取組として、「自動運転社会実装プロジェクト推進事業」、「無人飛行ロボット実証推進事業」、「サービスロボット社会実装推進事業」、「介護・リハビリ支援ロボット社会実装支援体制構築事業」の4つの事業を推進していきます。