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産業廃棄物処理業者及び排出事業者への一斉立入指導(2021年11月)の結果について
産業廃棄物処理業者及び排出事業者への一斉立入指導(2021年11月)の結果について
愛知県では、産業廃棄物の適正な処理を推進するため、年2回「産業廃棄物の適正処理に係る指導強化月間」を定め、産業廃棄物処理業者及び排出事業者への一斉立入指導やパトロール等を実施しています。(2021年10月29日記者発表済み。)
本年11月の指導強化月間では、解体工事に伴い排出される廃棄物の不適正処理を防止するため、処理責任がある解体工事の元請業者(排出事業者)等に対する立入検査を重点的に実施するなど、以下の取組を行いました。
○ 立入検査や不法投棄パトロール等 404件
・ 排出事業者に対する立入検査 81件
・ 建設工事現場等に対する立入検査・パトロール 190件
・ 産業廃棄物処理業者に対する立入検査 133件
○ 産業廃棄物運搬車両等の路上検査 15件
なお、上記の立入検査等404件のうち、解体工事の元請業者に対する立入検査は51件で、立入検査等で判明した不適正な事案に対しては、文書による行政指導を19件行いました。
今後も、事業者等に対する監視・指導を継続し、廃棄物の不適正処理の未然防止に取り組んでいきます。
1 解体工事の元請業者に対する立入検査
解体工事の元請業者に対して立入検査(51件)を実施し、「廃棄物の適正な処理の促進に関する条例」に基づく実地確認の規定等の周知を図るとともに、解体工事に伴い排出される廃棄物の処理状況等を確認し、排出事業者責任や法令遵守について指導しました。
2 不適正な事案に対する文書指導
立入検査等で判明した不適正な事案に対しては、指示書等の文書による行政指導を19件行いました。
指導内容は、産業廃棄物の処理基準の遵守指導、委託契約書やマニフェスト等の交付・管理状況に関する指導、産業廃棄物の適正な委託処理指導などです。
3 産業廃棄物運搬車両の路上検査
岐阜県・三重県・名古屋市及び環境省中部地方環境事務所と合同で、11月24日(水曜日)に産業廃棄物の運搬車両等に対する路上検査を、岐阜県内で実施しました。
検査車両15台のうち1台でマニフェストに関する不備が発見されたことから、是正を指導しました。
路上検査の様子
問合せ
監視グループ
担当:大久保、中村
内線:3083・3084
ダイヤルイン:052-954-6238