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ダイオキシン類対策特別措置法に基づく環境調査の結果について

平成22年11月17日(水曜日) 発表

ダイオキシン類対策特別措置法に基づく環境調査の結果について

 愛知県では、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、県内の大気環境、水環境(河川、海域、湖沼、底質、地下水)及び土壌環境のダイオキシン類環境調査を実施しており、今回は、平成22年度上半期の調査結果をお知らせします。

 なお、詳細は下記のとおりです。

 

○ 大気環境、水環境(底質、地下水)及び土壌環境については環境基準値を超過した地点はありませんでした。

○ 水環境(河川・海域・湖沼)の調査結果については、平成22年度上半期に調査した22地点中、6地点で水質環境基準値を超過しました。

 この原因を究明するため、ただちに周辺事業場への立入検査及び採水検査を実施しましたが、排出水の水質や、ばいじん等の管理に問題はありませんでした。

 また、超過地点において直ちに再調査を行った結果、2地点を除いて環境基準値を下回りました。

 いずれの地点においても上水道の取水はありません。 

                         記

1 上半期環境調査結果(詳細は別添)

(1)大気環境

  環境基準値を超過した地点はありませんでした。

(2)水環境

 ○ 公共用水域の水質   

  ・ 河川及び湖沼については、6地点において環境基準値を超過しました。

  ・ 海域については、環境基準値を超過した地点はありませんでした。

 ○ 底質

  環境基準値を超過した地点はありませんでした。

 ○ 水生生物(魚類)

  全て、国が平成11年度に実施した全国一斉調査結果の範囲内でした。

  (水生生物の環境基準は設定されていない)

 ○ 地下水

  環境基準値を超過した地点はありませんでした。

(3)土壌環境

  環境基準値を超過した地点はありませんでした。

平成22年度上半期ダイオキシン類環境調査結果
調査項目環境基準値超過地点数/調査地点数
大気環境0/14
水環境公共用水域水質6/22
底質0/22
水生生物(魚類)(-/ 4)
地下水0/7
土壌環境0/10

注)環境基準は、複数回調査した場合は年平均値で評価することとされている。大気環境全14地点、水環境のうち14地点(河川等の水質)の環境基準の適合状況は、下半期の調査結果を含めて評価する。

2 水質環境基準値超過にかかる追跡調査結果

 水質環境基準値が超過した原因を究明し、引き続き環境の状況を把握するために、超過地点の上流となるダイオキシン類対策特別措置法届出事業場への立入検査及び採水検査ならびに、水質環境基準値超過地点の再調査を実施しました。

(1)立入検査結果

 水質環境基準値が超過した6地点の上流となるダイオキシン類対策特別措置法届出事業場について、すべての事業場に立入検査を実施しました。

 そのうち排水を河川へ排出している2事業場については、採水検査も実施しました。

 立入検査及び採水検査の結果、排出水の水質やばいじん等の管理状況等について、問題はありませんでした。

事業場への立入検査結果

調査年月日

調査内容

事業場数 注)

平成22年9月15日~11月1日

【大気基準適用事業場】

ばいじん・燃え殻の管理状況等

20

【水質基準適用事業場】

施設の管理状況等

6

注)大気・水質の両基準適用事業場があるため、立入検査事業場実数は20事業場。

事業場採水検査結果 (単位:pg-TEQ/ ℓ)

番号

採水年月日

排出先

結果

排出基準

1

平成22年9月29日

日光川

0.19

10

平成22年9月29日

逢妻川

0.16

10 

(2)環境調査結果

 水質環境基準値超過地点において9月末から10月中旬に水質環境調査を実施しましたが、その結果によると、各地点のダイオキシン類の濃度は大きく低下し、油ケ淵中央及び半場川坂下橋の2地点を除いて、環境基準値を下回りました。

水質環境調査結果 (単位:pg-TEQ/ ℓ)
河川等調査地点夏季調査再調査環境
基準値
調査年月日調査結果調査年月日調査結果
日光川北今橋平成22年7月23日2.2平成22年10月7日0.231
逢妻川境大橋平成22年7月26日1.5平成22年10月14日0.44
長田川潭水橋平成22年7月28日2.00.76
半場川坂下橋2.21.2
鹿乗川米津小橋1.80.54
油ケ淵油ケ淵中央平成22年8月11日3.0平成22年9月22日1.2

3 環境基準値超過の原因と今後の対応

(1)事業場への立入検査等の結果、全ての事業場において排出水の状況やダイオキシン類に係る管理状況等に問題はないことから、今回の水質環境基準値超過は特定の事業場が原因となったものではないと推定されました。

 

(2)河川等においてダイオキシン類が水質環境基準値を超過した原因として、本年の梅雨時は比較的降雨が多く、河川等への土壌等の流出が進んでいたうえに、強い降雨があるなど、土壌や底質中に含まれるダイオキシン類が河川水等の水質に影響を与えた可能性があると考えられました。

 【参考】ダイオキシン類挙動モデルハンドブック:環境省(平成16年)

『環境中のダイオキシン類の起源としては、焼却施設や工場からの排ガス及び排水、そして過去に水田で使用された除草剤(農薬)や、熱媒体や絶縁剤として使用されたポリ塩化ビフェニル(PCBs)などが挙げられる。』

『現在も過去に使用された農薬(CNP、PCP 等)不純物などによるダイオキシン類の多くが土壌や底質に蓄積されていると考えられている。東京湾底質では、統計解析を用いた底質の起源解析により、未だに農薬起源のダイオキシンの影響が大きいと報告されている。』

 

(3)今回、水質環境基準値を超過した河川等の取水はなく、直ちに健康に影響を及ぼす恐れはありませんが、今後とも、河川等や事業場の監視強化に努めていきます。

参考 ダイオキシン類濃度の表示について

pg(ピコグラム):1兆分の1グラム

TEQ(毒性等量) :ダイオキシン類は異性体が多く、毒性は異性体ごとに異なるため、異性体の中で最も毒性の強い2,3,7,8-TCDDの量に換算した値として示す。

別添 平成22年度上半期ダイオキシン類環境調査結果

平成22年度ダイオキシン類環境調査地点図

問合せ

愛知県環境部環境活動推進課
環境リスク対策グループ
担当:冨田、丹羽
内線:3025、3026
ダイヤルイン:052-954-6212
E-mail: kankyokatsudo@pref.aichi.lg.jp

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