ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > くらし・安全・環境 > 環境 > あいちの環境 > 放射性物質と思われる物の県民からの相談について

放射性物質と思われる物の県民からの相談について

平成23年10月18日発表

放射性物質と思われる物の県民からの相談について

 10月17日(月)午後2時頃、名古屋市在住の県民から金属製容器に入った放射性物質らしきものが自宅にあるとの相談があったことから、本日午後3時頃に、本県職員と名古屋市職員が相談者の自宅を訪ね、その容器の近傍及び民家と道路との敷地境界で放射線量を測定しました。
 その結果によれば、容器からの距離1cmで2.56マイクロシーベルト/時、容器からの距離1mで0.106マイクロシーベルト/時、敷地境界で0.073マイクロシーベルト/時の値が検出されましたが、容器から1m以上離れれば、国際放射線防護委員会(ICRP)の定める年間線量限度である1ミリシーベルト以下となり、周辺環境に対して特に影響はないものと考えられます。この結果を文部科学省に通報し、文部科学省からの指示を受けて対応していきます。
 一方、10月14日(金)にお知らせしました稲沢市の民家にあったガラス瓶の内容物について、本県で放射性物質の種類等を分析したところ、天然鉱石由来と考えられるラジウム224等4物質が検出されましたが、その値は非常に小さく、文部科学省に確認したところ法令で規制されるレベルではありませんでした。

1 名古屋市内での事案について

1 経緯

 平成23年10月17日(月)午後2時頃に、名古屋市中村区在住の県民(男性)から県に対し、金属製容器に入った放射性物質らしきものが自宅にあるが、この物質は先代が旅館を営業し、その風呂に使用していたものであり、放射線が心配であるとの相談でした。

2 現地確認と調査の実施

 上記の相談を受けて、本日午後3時頃に県職員及び名古屋市職員により、相談のあった民家を訪ね、容器を確認したところ、奥行7センチ、幅25センチ、高さ15センチの金属製容器の中に黒又は白色が混ざった粒状の物質が入っていました。相談のあった男性によれば、先代が営業していた旅館において浴場で使用していたが、約20年前に廃業してから自宅の押入れに保管していたとのことでした。
 そこで、この容器の近傍及び民家と道路との敷地境界で放射線量を測定しました。

3 測定結果

現地において放射線量を測定した結果は次のとおりでした。

測定場所

マイクロシーベルト/時

容器から1cm離れた地点 

2.56        

容器から1m離れた地点 

0.106       

民家と道路の敷地境界 

0.073       

4 上記結果を受けた対応

 この結果については、本日午後4時半頃に文部科学省へ通報しましたが、今後、文部科学省からの指示を受けて対応していきます。

2 稲沢市内の事案について

1 経緯

 平成23年10月14日(金)午後4時に、稲沢市在住の県民から一宮保健所稲沢保健分室に対し、ラベルに「ラヂウム」と記載があるガラス瓶があり、放射線が心配であることから調べてほしいとの相談がありました。
 同日、相談者の民家を訪ね、ガラス瓶の近傍及び民家と道路との敷地境界で放射線量を測定しました。現地での測定結果は、次のとおりで、愛知県が測定している大気中の放射線量と比べて若干高い程度でした。

 

測定場所

マイクロシーベルト/時

瓶から1cm離れた地点

0.091       

瓶から1m離れた地点

0.073       

民家と道路の敷地境界

0.064       

 しかし、微量ながら放射線量が検出されたことから、念のため、本県で放射性物質の分析を行いました。

2 放射性物質分析結果

 測定結果は次のとおりで、「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」に基づき文部科学省に届出が必要な値を大きく下回っていました。

 

検出された放射性物質

ベクレル/グラム

ラジウム224

3.0

ラジウム226

2.4

ビスマス214

1.3

鉛214

1.5

8.2

注)届出を要しない限度:固体 370ベクレル/グラム、その他74ベクレル/グラム

参考

○愛知県における環境中の空間放射線量率
地上1m高さでの空間放射線量率(サーベイメータ)
 測定値(マイクロシーベルト/時) 

 震災以前*
(平成16年度~20年度)

 0.057~0.074(平均:0.065)
 震災後
(平成23年6月13日~10月13日)
 0.057~0.083(平均0.066)

*サーベイメータによる測定は平成21年度以降実施していないため、20年度から過去5年間の値を記載。

○ラジウムについて
 ラジウムは、天然に存在する放射性物質で、同位体としてラジウム226(半減期1601年)やラジウム224(同3.63日)などがある。ラジウム226は、かつて医療用や発光塗料などに使われてきたが、近年はほとんど用いられなくなった。なお、ラジウム226は、ビスマス214(同19.9分)や鉛214(同26.8分)に壊変する。

問合せ

愛知県環境部環境活動推進課
環境リスク対策グループ
担  当 大村、礒貝
内  線 3023、3025
ダイヤルイン 052-954-6212