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放射性物質と思われる物の県民からの相談について(第2報)

平成23年10月21日発表

放射性物質と思われる物の県民からの相談について(第2報)

 10月18日(火)にお知らせしましたが、名古屋市の民家にあった金属製容器の内容物から高い空間放射線量が測定されたため、本県で、その内容物について放射性物質の種類等を分析したところ、天然鉱石由来と考えられるラジウム224等10物質が検出され、その合計放射性物質量は97.6ベクレル/グラムでした。
 この分析結果について、文部科学省に伝えたところ、同省からは、法令で届出が必要ではないが適正に保管・管理していく必要があるとの見解がありましたので、本日、その旨を所有者の方にお伝えし、引き続き、適正な保管・管理をしていただくよう指導しました。

1 経緯

 平成23年10月17日(月)午後2時頃に、名古屋市中村区在住の県民から県に対し、金属製容器に入った放射性物質らしきものが自宅にあるが、この物質は先代が旅館を営業し、その風呂に使用していたものであり、放射線が心配であるとの相談がありました。

 そこで、10月18日(火)午後3時頃に、県職員及び名古屋市職員により、相談者の民家を訪ね、この容器の近傍及び民家と道路との敷地境界で放射線量を測定したところ、その結果は、次のとおりでした。
 

測定場所

マイクロシーベルト/時

容器から1cm離れた地点

2.56

容器から1m離れた地点

0.106

民家と道路の敷地境界

0.073

 この結果について、直ちに文部科学省に通報するとともに、本来ならば、所有者が民間検査機関に依頼し、分析をするところですが、その分析結果が判明するまでに長時間を要するとのことであったことから、本県で、内容物の放射性物質の種類等を分析することとし、19日に当該金属製容器をお借りし、愛知県環境調査センターで分析を行いました。

2 放射性物質分析結果

 本県で分析した結果は、次のとおりで、「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」に基づき文部科学省に届出が必要な値を下回っていました。

 

検出された放射性物質

ベクレル/グラム

ラジウム224

25

ラジウム226

8.1

ビスマス212

17

ビスマス214

2.7

鉛212

19

鉛214

3.6

タリウム208

5.0

アクチニウム228

16

ウラン235

0.49

ネプツニウム239

0.71

97.6

注)届出を要しない限度:固体  370ベクレル/グラム、その他    74ベクレル/グラム

3 上記の分析結果を受けた対応

 10月20日(木)に、この分析結果を文部科学省に伝えたところ、同省からは、法令で届出が必要ではないが、適正に保管・管理していく必要があるとの見解がありました。
 そこで、本日(10月21日(金))、所有者の方に文部科学省の見解を伝え、引き続き適正に保管・管理していただくよう指導しました。

参考

検出された放射性物質は、全て天然に存在するもので、その中で、半減期の長い物質は、ウラン235(約7億年)、ラジウム226(1600年)である。

問合せ

愛知県環境部環境活動推進課
環境リスク対策グループ
担  当 大村、礒貝
内  線 3023、3025
ダイヤルイン 052-954-6212