消費者トラブル情報<あいちクリオ通信2020年3月号>新型コロナウイルスに便乗した悪質商法が発生しています!
2020年3月18日(水曜日)発表
-消費者トラブル情報- <あいちクリオ通信>
愛知県及び市町村の消費生活相談窓口には、消費生活に関する様々な相談が寄せられています。
この「-消費者トラブル情報- <あいちクリオ通信>」では、消費者被害の未然防止を図ることを目的にその時々の具体的な相談事例を紹介し、消費者トラブルに対する注意を喚起しています。
3月号の概要
新型コロナウイルスに便乗した悪質商法が発生しています!~「マスクを送る」という架空請求メールに御注意 ~
愛知県及び市町村の消費生活相談窓口には、新型コロナウイルスに関連した相談が、多数寄せられています。 (相談件数:169 件 集計時点 2020年3月10日)
※ 愛知県及び市町村がPIO-NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)に登録した相談データ(2020年3月10日現在)に基づいて集計しています。
【主な相談】
○ 新型コロナウイルスに関連した相談は、3月10日現在で、169件となっています。
○ このうち悪質な事例として、「注文もしていないのに、マスクを送るというメールが届いた」とする、「新たな架空請求」の手口と思われる相談が、3件寄せられています。
○ その他、新型コロナウイルスに関連した相談としては、「中止になったマラソンの参加費を返してほしい」や「新型肺炎が心配なので予定をキャンセルしたい。代金は返金されるのか」といった「有料イベントや旅行等のキャンセル」に関する相談(114件)が最も多く、全体の7割近くを占めています。
○ 「マスクの買占め・高額転売」(16件)や「トイレットペーパーの品不足」(13件)への苦情も目立ちます。
【アドバイス】
○ 心当たりのない送信元からの怪しいメールやSMSは無視をし、反応しないようにしましょう。
○ 有料イベントが中止になったり、旅行等をキャンセルする場合は、個々のケースで返金等の取扱いは異なりますので、自らキャンセルする場合も含め、主催者や旅行会社等に確認するようにしましょう。
○ 契約トラブルに遭ったり、不審や疑問に思った場合は、「消費者ホットライン188」(県又はお住まいの市町村の消費生活相談窓口につながります)に早めに相談しましょう。
◆ マスクの転売行為が規制されました。
【国民生活安定緊急措置法施行令の改正 2020年3月15日施行】
消費者庁ウェブサイト https://www.caa.go.jp/about_us/minister/eto_message_003/
◆ 風評や噂など、事実に基づかない誤った情報に惑わされず、行政機関の提供する情報などを参考にして、冷静に対処しましょう。
愛知県ウェブサイト「愛知県新型コロナウイルス感染症対策サイト」 https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/
相談窓口
○ 消費者ホットライン ☎188(いやや!)
身近な消費生活相談窓口につながります。
消費者トラブル情報-<あいちクリオ通信 2020年2月号>
あいちクリオ通信2020年3月号 [PDFファイル/358KB]
問合せ
愛知県 県民文化局 県民生活部 県民生活課
消費生活相談・消費者教育グループ(消費生活相談窓口ではありません)
担当:近藤、辻本
電話:052-961-2111
内線:5031、5036
ダイヤルイン:052-954-6165
E-mail: kenminseikatsu@pref.aichi.lg.jp