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施工の情報化

ページID:0362641 掲載日:2022年9月26日更新 印刷ページ表示

 愛知県では、平成28年度から、ICT建設機械に3次元データを入力し、衛星等により建設機械の位置を計測することによって、効率的に自動制御を行う情報化施工工事について、地元建設業界との連携を図りながら取り組んできました。

 これまでの施工方法と比べ、日当たり施工量の向上、建設機械周りの補助作業の軽減による安全性の向上や、丁張り設置作業、検測作業が不要になる等の効果が確認できています。

 平成30年度には、「ICT活用工事」として起工測量から検査まで全ての段階でICT技術の活用を図ることとし、発注方法について、「発注者指定型」に加えて、新たに「受注者希望型」を導入したほか、平成31年度からは、ICT活用工事の対象工種について、従来の「土工」「アスファルト舗装工」のほか、「河川浚渫工(バックホウ浚渫)」などを新たに追加するなど、制度拡充を行ってきました。

 令和3年度には、新たにICT舗装工(修繕工)等の工種を追加するなど、ICT活用工事の普及に努めています。

ICT活用工事とは

 ICT活用工事とは、「3次元起工測量」「3次元測量設計データ作成」「ICT建設機械による施工」「3次元出来形管理等の施工管理」「3次元データの納品」の各段階でICT技術を活用する工事のことです。

図-1 ICT活用工事(土工)の流れ

図表 ICT活用工事

ICT活用工事 発注方法

 (1)発注者指定型

   1)ICT活用工事(土工):(対象工種)河川、海岸、砂防土工、道路土工

 1工事において掘削又は盛土のいずれかの小計が5,000m3 以上のもので、且つ予定価格(消費税を含む)が5 千万円以上のもの。

   2)ICT活用工事(舗装工):(対象工種)舗装工又は付帯道路工

 1工事において不陸整正又は路盤工の総計が5,000m2以上のもので、且つ予定価格(消費税を含む)が5 千万円以上のもの。

   3)ICT活用工事(河川浚渫):(対象工種)浚渫工(バックホウ浚渫船)

 1工事において浚渫数量が5,000m3以上のもので、且つ予定価格(消費税を含む)が5 千万円以上のもの。

   4)その他

    地盤改良工、浚渫工(港湾)についても発注者指定型による工事を任意で実施。

   (2)発注者指定簡易型

   1)ICT活用工事(土工):(対象工種)河川、海岸、砂防土工、道路土工     

 1工事において掘削又は盛土が1,000m3以上、且つ予定価格(消費税を含む)5千万円以上の工事を「発注者指定簡易型」とし、特記仕様書に記載の他、工事名の末尾に「(ICT簡易)」と明示し、個々のICT施工技術の内、「ICT建設機械による施工」又は「3次元出来形管理等の施工管理」のいずれかは実施。

 (3)受注者希望型

   1)ICT活用工事(土工):(対象工種)河川、海岸、砂防土工、道路土工

(1-1)受注者希望1型

1工事において、掘削又は盛土のいずれかが1,000m3以上のもので、且つ設計図書に明示されたもの

      ※監督員とICT活用工事の実施に関する協議が必要となります

(1-2)受注者希望2型
 上記を除くすべての工事 (旧受注者希望型)

   2)以下のICT活用工事において、受注者希望型を実施

ICT活用工事(舗装工)、ICT活用工事(河川浚渫)、ICT活用工事(舗装工(修繕工))、ICT活用工事(浚渫工(港湾))、ICT活用工事(基礎工(港湾))、ICT活用工事(ブロック据付工(港湾))、ICT活用工事(海上地盤改良工:床堀工・置換工(港湾))

   3)その他

 作業土工、付帯構造物設置工、法面工、地盤改良工の土工関連工種については、請負者が希望する場合、各実施要領に基づき、ICT土工と合わせて実施が可能

    ※このうち、地盤改良工は単独でも実施可能

ICT活用工事における取組内容

生産性向上を図るために、以下の取組内容でICT活用工事を実施します。

表-3 ICT活用工事 取組内容一覧
取組内容 希望型

指定

簡易型

指定型 積算計上 成績評価
1 UAV等を用いた3D起工測量
2-1 3D設計データの作成    ✔注3  
2-2 3Dデータによる施工計画  
3 ICT建設機械による施工    ✔注4
4-1 TS出来形管理(2D) ◎注1  
4-2 3D出来形管理  〇注1  ✔注5
5 3Dデータによる検査・納品 〇注2 〇注2 〇注2  ✔注5

凡例: 〇=選択 ◎=指定 =いずれかは実施

 注1)指定ではTS出来形管理とするが、希望があれば3D出来形管理も可能(ICT土工、ICT舗装工)
    ただし、ICT河川浚渫の場合は、3D出来形管理を指定(◎)とする

 注2)3D出来形管理を実施した場合のみ取組み可能

 注3)3.ICT建設機械による施工 若しくは 4.出来形管理に活用した場合

 注4)砂防土工においては、積算基準がないため対応不可(見積対応)

 注5)3次元座標値を面的に取得する機器を用いた場合

 

成績評価=専任監督員の評価項目(創意工夫)にてそれぞれの取組内容ごとに加点を行う。

 

ICT活用工事 実施要領等

様式・参考資料

取組状況

愛知県発注工事におけるICT活用工事(情報化施工工事を含む)の施工実績は以下のとおりです。 

 (令和4年3月末現在の着手件数)

表-4 ICT活用工事の施工実績
  発注者指定型 受注者希望型 合計

ICT
土工

ICT
舗装

ICT
河川
浚渫

ICT
地盤
改良

ICT
浚渫
(港湾)

ICT
土工

ICT
舗装
ICT
河川
浚渫

ICT
地盤
改良

平成28年度

3 1

4
平成29年度 2 0 2
平成30年度 5 1 1 3 1 11
令和元年度 11 2 2 0 3 2 1 21
令和2年度 15 3 2 1 0 23 3 6 1 54
令和3年度 22 3 6 0 0 51 11 7 0 100

 

(平成30年度の河川浚渫は土工として集計)
(令和2年度の発注者指定型ICT地盤改良は試行)

ICT活用工事に関する各種情報

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