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平成28年度協同農業普及事業外部第三者評価の実施結果について

ページID:0158160 掲載日:2017年3月31日更新 印刷ページ表示

1 外部評価員

龍谷大学農学部食料農業システム学科教授  淡路 和則氏(学識経験者)
キャリアデザイン総合研究所代表  佐々木史光氏(民間企業)
中日新聞社事業局社会事業部長  菊永 博氏(マスコミ)
愛知県食生活改善推進員連絡協議会長  寺沢千代香氏(消費者)
愛知県農業経営士協会副会長  神谷 豊秋氏(先進的な農業者)
愛知県農村生活アドバイザー協会理事  浅野 春代氏(若手・女性農業者)
愛知県経済農業協同組合連合会営農総合室長  辻井 崇起氏(農業関係団体)

2 評価会議

(1)日時:平成29年1月30日(月曜日) 午後1時から午後4時30分まで
(2)場所:愛知県立農業大学校 3階 大講義室
(3)出席者:外部評価員、東海農政局、市町村、農業団体、普及指導員等 118名
(4)内容
  ア 普及指導活動成果事例報告
  (ア)「組織的・省力的自給飼料生産システムの構築」【新城設楽】
  (イ)「施設園芸産地の再構築への取組 ~アスパラガスで地域資源を再活用~」【東三河】
  イ 普及指導活動成果事例パネル展示(8事例;各農業改良普及課1事例)
※ なお、当日欠席された評価員については、平成29年2月16日(木曜日)に聞き取りによる評価を行った。

3 現地調査

(1)日時:平成28年12月26日(月曜日) 午前10時30分から午後3時40分まで
(2)場所:アスパラガス生産ほ場(豊川市)、和牛の繁殖施設(新城市)
(3)出席者:外部評価員、生産者、市、JA、普及指導員等
(4)内容
  ア 普及指導活動成果事例(新城設楽、東三河)に関する現地調査
  イ 普及指導活動の概要(活動体制、普及指導計画作成・評価、資質向上の取組等)

4 評価資料

5 外部評価員による主な評価結果

(1)普及指導活動の体制
 ・ 関係機関との連携、農業経営体間のつながりを築き、地域の課題に取り組むという姿勢がうかがえ、評価できる。
 ・ 新技術の開発・実証について、関係機関と調整して常に体系的に整理し、必要であれば、産学官連携などの取組も積極的に企画してほしい。
 ・ 普及指導員の資質をさらに高めるためには、コミュニケーション能力やコーディネート能力を実践的に高めていける教育プログラムなど、今までにない視点も取り入れてほしい。
 ・ チームを組んで課題にあたるケースもあることから、人員の確保が必要である。
(2)普及指導活動の計画
 ・ 地域農業の実情に対応した課題が設定されていると評価できる。
 ・ 一般県民に向けて、本県の農業戦略を起点とした課題選択の仕組みを明示することが必要である。
 ・ 関係機関を含めた役割分担を俯瞰して戦略を立案し、常に地域や時代の流れに沿った課題、県域への普及性を意識した課題設定が重要である。
 ・ 組織・仕組み・ネットワークづくりの課題は短期的な数値目標ではなく、組織的基盤や土台づくりを評価する工夫が必要である。また、計画策定において定性的な手順を明確に描くことも必要である。
(3)普及指導活動の実績及び成果
 ・ 普及指導員が長年にわたり農家や部会に寄り添うことで信頼関係を構築し、様々な関係者を巻き込んだ仕組みを作り上げることによって、課題解決を図っており、今後の農業課題解決の一つの標準形にもなり得る成果が出ている。
 ・ 「仕組みづくりのノウハウ集」の作成などにより、普及指導活動の成果を整理・蓄積(うまくいかなかった部分も含めて)し、普及指導員の育成に活用していくことが必要である。
(4)その他
 ・ 農業の多面的な役割は大きくなっており、普及事業も農外に働きかける活動を構想するなど、対象範囲を再考する時期にきているのではないか。
 ・ 新規就農から成長発展期、さらには高齢化に至るまで、長期持続的に農業に携わることができるモデルづくり、サポート体制づくりを実現してほしい。
 ・ 評価会議を普及事業の目標の確認、成果の検証、次年度の課題の模索の場としてはどうか。
 ・ 農業分野における女性の進出を大いに期待したい。

6 主な評価結果に対する普及指導計画(活動)への反映状況等

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