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濃いピンク色で花の日持ちが良いスプレーカーネーション新品種「カーネフジ愛農1号」を開発しました

カーネフジ愛農1号
        スプレーカーネーション「カーネフジ愛農1号」
愛知県農業総合試験場(以下「愛知農総試」という。)、イノチオ・フジプランツ株式会社(以下「フジプランツ」という。)、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(以下「農研機構」という。)は、スプレーカーネーション※1新品種、「カーネフジ愛農1号」を開発し、2021年5月24日付けで種苗法に基づく品種登録出願を行いました。
本品種は、早生性(わせせい)で10月下旬から収穫できるため収量が多く、茎が軟弱になりやすい秋期でも茎が硬いので高品質な切り花が収穫できることから、本県のカーネーション生産に大きく貢献することが期待されます。
※1 スプレーカーネーションは、茎から小枝がスプレー状に広がって複数の花を咲かせるタイプのカーネーションです。花の形や色に様々なバリエーションがあるため、花束、生け花、テーブルフラワーなど様々な用途で利用されています。

1 新品種の特徴

(1)花びらは鮮やかな濃いピンク色です。
(2)花の日持ちが良く、消費者は長く楽しむことができます。
(3)茎が硬いので秋期でも高品質な切り花を出荷できます。
(4)早生性で10月下旬から収穫できるため、切り花が多く収穫できます。

2 開発の経緯

本品種は、愛知農総試と農研機構の共同育成品種で薄いピンク色のスプレーカーネーション「カーネアイノウ1号」から発見された濃いピンク色の花色の「枝変わり」 ※ 2を選抜、育成したものです。2017年に発見された枝変わり系統から1系統を選抜し、現地栽培試験を繰り返して、約4年間かけて本品種を開発しました。育成者は、フジプランツ、愛知農総試、農研機構の三者です。
※2 「枝変わり」は、植物に見られる突然変異のひとつで、枝や葉、花、果実など植物の一部分だけが他の部分と違った性質になることです。違った性質になった部分のみを切り取って、それを植物体として増やすことができれば、新しい品種にすることも可能になります。

3 今後の予定

2021年から出荷が開始され、2021年作には5万本、2022年作には12万本を出荷する予定です。2027年作に50万本の出荷を目標としています。

4 関連説明

※カーネーションの生産状況
2019年における本県のカーネーション生産は、産出額19億円(出典:令和元年生産農業所得統計)で全国2位です。

5 問合せ先

愛知県農業水産局農政部農業経営課
技術調整グループ
担当 鬼頭、福田
ダイヤルイン 052-954-6410
愛知県農業総合試験場
園芸研究部花き研究室
担当 二村、丹羽
電話   0561-62-0085(内線540)
<共同研究機関>
イノチオ・フジプランツ株式会社
所在地 愛知県西尾市一色町生田竹生新田1-309
電話   0563-73-6881
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
野菜花き研究部門 野菜花き品種育成研究領域
露地野菜花き育種グループ
所在地 茨城県つくば市観音台3-1-1
電話   029-838-6934(広報部野菜花き担当)