ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織からさがす > 農業総合試験場 > 研究報告第43号-006

本文

研究報告第43号-006

ページID:0051980 掲載日:2015年6月2日更新 印刷ページ表示

夜間の各種単波長のLED照明が数種の鉢物の生育に及ぼす影響

キーワード

LED、波長、鉢物、観葉植物

摘要

短日植物のヒマワリ、コスモス、キバナコスモス、ケイトウ、サルビア、ガーベラ、長日植物のルドベキア、キンセンカ、ペチュニア、中性植物のゼラニウム、インパチェンス、ナスターチューム、観葉植物(スパティフィラム、ディフェンバキア、アフェランドラ、アンスリウム、ドラセナおよびポトス)について、404nm、453nm、462nm、521nm、596nm、634nm、642nm、659nm、745nmのLED(いずれもピーク波長)を用いて夜間のLED照明が生育に及ぼす影響について検討した。

521nmから659nmまでの照明が短日植物の開花を抑制し、長日植物の開花を促進した。有効な波長域は植物種によって異なっており、ヒマワリでは521nm~659nm、ルドベキアでは521nm~642nm、ペチュニアでは521nmと596nmであった。

521nmから659nmまでの照明により中性植物の株高が低くなった。有効な波長域は植物種によって異なっており、インパチェンスでは521nm~659nm、ゼラニウムでは634nmと642nm、ナスターチュームでは596nmであった。

観葉植物については、スパティフィラムが745nmの照明により株高が高くなり、花茎が30%以上長くなった。アフェランドラでは453nmと634nmの照明により、30%以上株高が低くなり、745nmの照明により、株高が高くなった。

著者

新井聡:園芸研究部

大石一史:園芸研究部(現企画普及部)

本文は下記からダウンロードできます。

夜間の各種単波長のLED照明が数種の鉢物の生育に及ぼす影響

本研究の一部は、平成22年度園芸学会(2010年9月)において発表した。
トップページへ

問合せ

愛知県 農業総合試験場

電話: 0561-62-0085

E-mail: nososi@pref.aichi.lg.jp

Adobe Reader
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)