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研究報告第43号-016

ページID:0051994 掲載日:2015年6月2日更新 印刷ページ表示

リサイクル飼料給与が肉用名古屋種の生産性に及ぼす影響

キーワード

肉用名古屋種、リサイクル飼料、リジン、生産性、糞水分含量

摘要

余剰食品や調理残さを乾燥処理したリサイクル飼料の給与により肉用名古屋種の生産性を改善できるかについて検討した。

試験区は、市販配合飼料100%の無処理区、市販配合飼料の重量比10%をリサイクル飼料で代替した10%区、市販配合飼料の重量比20%を代替した20%区、同様に市販配合飼料の20%を代替してアミノ酸要求量を補うためリジンを0.1%添加した20%+リジン区とした。

体重については、リサイクル飼料を給与することにより市販配合飼料と同等の成績が得られた。飼料摂取量については、リサイクル飼料の代替区において無処理区と比べ、少なくなる傾向が認められた。

糞水分含量は、リサイクル飼料の代替割合の増加に伴い高くなる傾向が認められた。窒素蓄積率は、リサイクル飼料の代替区が優れていた。

経済性を試算した結果、リサイクル飼料を利用することにより飼料費の削減はできたが、粗利益の改善効果はみられなかった。

粗利益の改善には、出荷時体重を向上させる必要があり、高蛋白質及び高エネルギーなリサイクル飼料の検証が必要であることが示唆された。

著者

長尾健二:畜産研究部

石代正義:畜産研究部(現農業大学校)

内田正起:畜産研究部

本文は下記からダウンロードできます。

リサイクル飼料給与が肉用名古屋種の生産性に及ぼす影響

本研究の一部は、日本家禽学会2011年度春季大会(2011年3月)において発表した。
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