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病害虫研究室の紹介

ページID:0153788 掲載日:2015年6月2日更新 印刷ページ表示

臭化メチル剤を用いないキュウリ栽培マニュアルを開発しました

開発の背景について

 臭化メチル剤は、土壌伝染性病害虫を防ぐ最も効果的な薬剤として、広く使用されてきました。

 しかし、国際的に「オゾン層破壊関連物質」に指定されたことから、先進国では植物検疫用途を除き、その製造及び使用が規制されました。

 日本では特定の土壌病害虫防除(不可欠用途)にのみ継続使用が許可されてきましたが、この不可欠用途での使用も平成24年12月31日で撤廃されました。

マニュアルについて

 愛知県農業総合試験場では、産地の条件(気候・地形・作型)に適合させた栽培技術の研究をすすめ、「愛知県における脱臭化メチル栽培マニュアル」の開発を行いました。

 このマニュアルでは、キュウリ緑斑モザイク病(臭化メチル剤の不可欠用途用対象病害)の対策を中心として、ウイルス診断、腐熟促進、生分解性ポットを利用した定植等の技術を解説しています。

マニュアルの入手方法について

 「愛知県のキュウリ産地のための脱臭化メチル栽培マニュアル」は、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業研究センターのWebページからダウンロードできます。

 なお、この研究は「新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業」で実施しました。

 

問合せ先

愛知県農業総合試験場
環境基盤研究部病害虫研究室
電話: 0561-62-0085 内線472
E-mail: nososi@pref.aichi.lg.jp