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研究報告第44号-001

ページID:0059257 掲載日:2015年6月2日更新 印刷ページ表示

トマト葉かび病抵抗性遺伝子(Cf-9)を検出する共優性マーカーの開発

キーワード

トマト、葉かび病、Cf-9、DNAマーカー、共優性マーカー

摘要

トマト品種を効率的に選抜するためには、DNAマーカーの利用が有効である。

トマト葉かび病抵抗性遺伝子(Cf-9) を選抜できる共優性のDNAマーカーの開発のため、Cf-9とそのホモログ遺伝子(Hcr9-9A、Hcr9-9B、Hcr9-9D、Hcr9-9E)との塩基配列の比較から、Cf-9 およびcf-9 を特異的に増幅することのできるプライマーセットを設計した。

これを用いてPCR反応を行った後、制限酵素HpyCH4Vで切断すると、抵抗性遺伝子(Cf-9)では294 bpと194 bpの2つに切断されたDNA断片、罹病性遺伝子(cf-9)では制限酵素では切断されず、488 bpのDNA断片が検出された。

罹病性の「桃太郎8」と抵抗性の「フルティカ」の交雑F2世代を用い、本マーカーと既報のDNAマーカーによる遺伝子型を比較した結果、すべての個体で一致した。

著者

福田至朗:環境基盤研究部

黒柳悟:環境基盤研究部

田中哲司:園芸研究部

浅見逸夫:環境基盤研究部

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トマト葉かび病抵抗性遺伝子(Cf-9)を検出する共優性マーカーの開発

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