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研究報告第44号-017

ページID:0059309 掲載日:2015年5月28日更新 印刷ページ表示

冬季温暖な地域での無加温ハウス育苗と2月定植による業務用タマネギ安定生産技術

キーワード

無加温ハウス育苗、業務用タマネギ、2月定植、冬季温暖地域、作付体系

摘要

冬季温暖な愛知県東三河地域において栽培の盛んな夏まきキャベツとの組み合わせが有利な作目として、2月定植による業務用タマネギに着目し、その安定生産技術を検討した。

無加温ハウス内で10月下旬に播種して育苗することにより、露地で育苗するよりも短期間で、生葉数が多く、かつ、葉鞘径が太い苗を育成できた。2月における定植時期は、中旬の定植が1球重が最も重く、可販球収量が多かった。「ネオアース」、「さつき」及び「もみじ3号」の3品種は、可販球率が高く、大玉で乾物率が高い業務用適性を有し、かつ、収穫労力の分散が可能な2月定植向き品種と考えられた。2月定植における業務用需要のための栽植密度は、2L球割合の高さと収量性の点から2222株/aが適正と考えられた。

本栽培法によって、組み合わせ可能な夏まきキャベツの作型が増加し、経営的に有利な作付体系を構築できる。

著者

大川浩司:東三河農業研究所(現園芸研究部)

相川豊孝:東三河農業研究所

河合正文:東三河農業研究所

三浦広夫:東三河農業研究所(退職)

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冬季温暖な地域での無加温ハウス育苗と2月定植による業務用タマネギ安定生産技術

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