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研究報告第45号-002

ページID:0069918 掲載日:2015年5月29日更新 印刷ページ表示

愛知県の野菜主要産地における施肥量、生産量、養分吸収量及び土壌の化学性

著者:牧田尚之 1)・久野智香子 2)・武井真理 3)・池田彰弘 4)・吉川那々子 5)

摘要:愛知県の野菜主要産地で、14品目について、施肥量と養分吸収量、収量(生産量)及び作付後の土壌の化学性を調査した。施肥量の平均値は、愛知県の施肥基準と比較して、窒素、リン酸は多く、カリウムは少ない傾向であった。施肥量に対する窒素の吸収量はフキの56%からチンゲンサイの125%まで差が見られた。リン酸は全ての品目で施肥量に対して吸収量が少なく、カリウムはすべての品目で施肥量に対して吸収量が上回っていた。収量はチンゲンサイを除く12品目で県施肥基準の目標収量を上回った。作付後の土壌の化学性は、愛知県の土壌診断基準値と比較して、リン酸過剰や、カリウム不足の地点が多かった。リン酸吸収量と見かけの利用効率及び土壌のリン酸蓄積量を考慮すると、多くの品目でリン酸肥料の削減が可能であると思われた。

キーワード:野菜、施肥量、養分吸収量、土壌化学性、リン酸過剰

本研究の一部は日本土壌肥料学会中部支部第92会例会(2012年11月)において発表した。
1)環境基盤研究部  2)環境基盤研究部(現企画普及部)  3)環境基盤研究部(現農林水産部農業経営課)  4)環境基盤研究部(現山間農業研究所)  5)環境基盤研究部(現知多農林水産事務所)

全文:愛知県の野菜主要産地における施肥量、生産量、養分吸収量及び土壌の化学性

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