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研究報告第45号-004

ページID:0069955 掲載日:2015年6月2日更新 印刷ページ表示

水稲品種「みねはるか」の愛知県平坦部における高温登熟性の実態調査

著者:本庄弘樹 1)・坂 紀邦 2)・伴 佳典 3)・杉浦直樹 4)・杉浦和彦 2)・谷 俊男 5)

摘要:近年、愛知県では夏季の高温に起因する白未熟粒の発生により、「コシヒカリ」の外観品質低下が深刻である。このため「コシヒカリ」と同熟期の水稲品種「みねはるか」について愛知県平坦部における高温登熟性の実態調査を行った。その結果、高温年でも「みねはるか」は「コシヒカリ」よりも白未熟粒の発生が少なく、整粒歩合が優れた。特に「みねはるか」は地力の低いほ場でも「コシヒカリ」に比べ基部未熟粒の発生が少なかった。更に「みねはるか」の収量は「コシヒカリ」と同等であり、食味も良好であった。また、「みねはるか」は愛知県平坦部で栽培されている「コシヒカリ」と同様の栽培体系で施肥を20%程度増加させることで品質を低下させずに精玄米重を増加できる。

キーワード:水稲、みねはるか、高温登熟性、白未熟粒、平坦部

本研究の一部は日本作物学会東海支部会第141回講演会(2010年9月)及び日本作物学会第231回講演会(2011年3月)において発表した。
1)作物研究部(現農業大学校)  2)作物研究部  3)西三河農林水産事務所(現作物研究部) 4)企画普及部(現農業大学校)  5)企画普及部

全文:水稲品種「みねはるか」の愛知県平坦部における高温登熟性の実態調査

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