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研究報告第45号-009

ページID:0069966 掲載日:2015年5月29日更新 印刷ページ表示

LED照明の近接照射が棚下の観葉植物の生育に及ぼす影響

著者:新井聡 1)・平野哲司 1)・大石一史 2)

摘要:LED照明の近接照射が棚下の観葉植物(アンスリウム、ディフェンバキア、スパティフィラム、コーヒー)の生育に及ぼす影響について検討を行った。
1 午後5時から午前7時まで夜間14時間行うLED照明の近接照射は棚下のアンスリウムの生育を促進した。なかでも赤色LED照明(634 nm)と青色LED照明(453 nm)を2:1に混合したLED照明が赤色LED照明のみより効果が高く、棚上とほぼ同等の生育を示した。
2 赤色LED(637 nm)と青色LED(449 nm)を3:1に混合したLED照明で棚下のアンスリウムに対し近接照射を行ったところ、午後5時から午前7時までの夜間14時間よりも、午前7時から午後5時までの昼間8時間の照射が生育を促進した。
3 赤色LED(634 nm)と青色LED(453 nm)を3:1に混合したLED照明で午前7時から午後5時まで近接照射を行った結果、夏季および冬季における棚下の観葉植物の生育を促進し、棚上とほぼ同等の生育を示した。また太陽電池を利用したLED照明の近接照射はAC電源による近接照射よりも光合成有効光量子束密度は低くなるものの、効果は同等となった。

キーワード:LED、観葉植物、太陽電池

本研究の一部は、平成22年度園芸学会東海支部大会(2011年8月)、平成23年度園芸学会東海支部大会(2012年9月)、園芸学会平成25年度春季大会(2013年3月)において発表した。
本研究は、「農工連携研究促進事業」により行った。
1)園芸研究部 2)園芸研究部(現企画普及部)

全文:LED照明の近接照射が棚下の観葉植物の生育に及ぼす影響

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